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能力 ページ4

エ「カナヅチと引き換えにゴム人間かよ。くだらねえ。どうせならAみたいな能力がいいよな」

まぁ、私はたまたま風の能力だっただけで、下手したらルフィみたいなやつだったかもしれないし…。

くだらない、は言い過ぎだと思うな…。

ル「くだらなくねえ!おれには無敵の技が一杯あるんだぞ!」

食い気味なルフィに対してエースはどうでもよさそうに寝転んだ。

エ「あ〜そうかいそうかい。てめえの魚一匹仕留められねえ奴がでけえ口叩くな」

「まぁまぁ、エース」

ルフィたちに背を向けてしまうエース。ルフィは怒ってエースに迫るけど、サボが頬を掴んだ。

サ「ホントにゴムでできてんだな。面白えや」

ル「おれで遊ぶなよ…!」

サボが手を離すと、ルフィは反動で転んだ。

サ「確かに、ゴムは伸びるし縮むし膨らむし、案外戦いに使えるかもしれねえな」

…なるほど。どんな能力も使い方次第って事ね。

「エースは能力者になるならどんな能力がいい?」

サボとルフィを放ってエースに尋ねる。

エ「カナヅチになるのはゴメンだが、やっぱりお前みたいな能力だな。攻撃は当たらねえし、色々便利そうだ」

「私は別にカナヅチでもいいけどね」

エ「あ?何でだよ?」

「溺れたらエースが助けてくれるでしょ?」

エ「…サボに頼め」

私がエースの顔を覗き込んで言ったら、手で顔を背けられた。

「ケチ」

ルフィたちの方に視線を戻すと、ルフィが風船みたいになっていた。

ル「どうだ!すげえだろ!」

何がすごいのか分からない。

どうリアクションをしていいのか分からないでいたら、エースがルフィを蹴った。

「エース?!」

エ「昼飯後の腹ごなしにはちょうどいい!サボ!蹴り返せ!」

サ「あー…おぅ」

考えて出した答えが蹴り返すって…まぁゴムだから痛くはないと思うけど…。

エースがもう一度ルフィを蹴ると、ルフィは岩にバウンドして川に落ちた。

「「「あっ!!」」」

そして、運悪く出て来たワニに飲み込まれてしまった。

「「「えぇぇぇ?!」」」

「「待てこら!食い逃げは許さねえぞ!」」

…そこ?

「ルフィが…!」

3人でワニを倒してルフィを助け出した。




ワニを運びながら、話をする。ワニをたくさん食べさせてあげるという事で、ルフィはワニに食べられた怒りを収めた。そして、サボが確認したい事があるというので皆で元々海賊貯金のあった木に向かった。

チンピラと→←4人で



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ジン - とてもいいか終わり方です!しかもとても面白かったです!お疲れ様でした! (2017年8月15日 22時) (レス) id: f63945df23 (このIDを非表示/違反報告)
トロ丸くん - 完結おめでとうございます!!!すごく面白かったです! (2017年8月4日 18時) (レス) id: 03aa5adfc5 (このIDを非表示/違反報告)
カグサ - 一話から全部読まさせていただきました!! スゴく面白かったです!! (2017年7月31日 21時) (レス) id: b3a70d09a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:焔彩 | 作成日時:2017年7月25日 14時

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