突然の ページ13
ある日、不確かな物の終着駅にいた私たちはブルージャムとその手下に襲われた。
戦った。戦ったけど、エースとルフィとサボは海賊に捕まってしまった。
「エース!ルフィ!サボ!」
能力を使えば3人は助けられるかもしれないけど、彼らに当たったらと思うと…。
ブルージャムを睨む。すると、保安官と一緒に男の人が歩いてきた。確かサボのお父さん。
そしてサボは海賊に捕まえられたまま彼らの方に連れて行かれる。
ル「サボを返せ!」
サ父「返せとは意味の分からない事を!サボはうちの子だ!子供が産んでもらった親の言いなりに生きるのは当然の義務!よくも貴様らサボをそそのかして家出させてくれたな!ゴミクズ共め!うちの財産を狙っているのか?!!」
その言い方にエースが怒った。当然私も。
エ「何だと?!」
「親だから何だって言うのよ!」
エースは海賊に殴られ、私も殴られるけどすり抜ける。
「エース!」
サ父「こら海賊!子供を殴るにも気をつけたまえ!ゴミ山の子供の血が付いてしまった、汚らわしい。消毒せねば」
サ「やめてくれよ!おれはそそのかされてなんていない!おれは自分の意思で家を出たんだ!」
サ父「お前は黙っていろ!」
このままじゃサボが連れて行かれる…!
どうすれば…!
ブ「もちろんだ。旦那。こいつらが坊ちゃんに近づかないようにしっかり始末つけとくんで」
サ「待て!ブルージャム!お父さん、もういいよ分かった!」
サ父「何が分かったんだ?」
やめて…それ以上は言わないで…。
サ「何でも言う通りにするよ。言う通りに生きるから…!その三人には手を出さないでくれ…!大切な…兄弟なんだ…!!」
行かないで…!お願いだから…!
「サボォォォ!!」
目の端から涙が溢れた。
ブルージャムのアジトに連れて行かれた私たち。ただただブルージャムのサボに対する悪口を聞かされていた。
エ「バカ言え!サボはそんな奴じゃねえ!!」
ル「そうだ!おれたちは兄弟なんだ!!」
「サボの事何も知らないくせにそんな事言わないで!!」
そして、ブルージャムの仕事を手伝えと言われる。
言われた通りに木箱を運んでいると、ルフィが呟く。
ル「おれ…サボがいねえとヤダ」
エ「我慢しろ…!おれだってそうさ…!だけど、サボの本当の幸せが何か、おれには分からねえ。様子を見よう。大丈夫だ。サボは強い。本当に嫌ならまた戻ってくるさ」
私も、エースと同じ気持ちだった。その時は…大丈夫だと思っていた。
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ジン - とてもいいか終わり方です!しかもとても面白かったです!お疲れ様でした! (2017年8月15日 22時) (レス) id: f63945df23 (このIDを非表示/違反報告)
トロ丸くん - 完結おめでとうございます!!!すごく面白かったです! (2017年8月4日 18時) (レス) id: 03aa5adfc5 (このIDを非表示/違反報告)
カグサ - 一話から全部読まさせていただきました!! スゴく面白かったです!! (2017年7月31日 21時) (レス) id: b3a70d09a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:焔彩 | 作成日時:2017年7月25日 14時