式神少女と半妖の戦国御伽草子【犬夜叉】第９章

御伽草子４２６ ページ40

七宝「おぉ、それでこそ犬夜叉じゃ！」

犬夜叉「どういう意味でェ！？」

七宝「考え込んでる犬夜叉こそ、犬夜叉じゃないということじゃ！」

冥加「そうですぞ！慣れないことはするもんじゃありません！」

七宝と冥加のそんな言葉に

犬夜叉「んだと！？落とすぞテメェら！」

七宝 冥加「「うわぁー！」」

追いかけっこを始める三人。

七宝「何を言う！？オラ達は犬夜叉を心配して言ってやっとるんじゃ！」

冥加「そうですぞ犬夜叉様！」

ハチ「あぁ落ちても知りませんぜ？」

といつもの風景がまた流れる。

主人公「(犬夜叉はお別れの時、紫織ちゃんには何も言わなかった。頑張れとか励ましの言葉も何も。色々勇気づける言葉は沢山あったはずなのに、犬夜叉は何も言わずに別れた。きっと犬夜叉は言葉以外の方法で紫織ちゃんに伝えたかったんだと思う……きっと、紫織ちゃんに伝わったよね…犬夜叉の思い。」

と主人公が犬夜叉を見ながらそんなことを思っていると

犬夜叉「ん？どうしたんだ主人公？」

犬夜叉が主人公に寄ってきた。
それを見て主人公は

主人公「ふふ、よしよし！」

また頭を撫でた。

犬夜叉「だ、だから犬扱いすんな！」

七宝「よしよし！」

犬夜叉「コラ七宝！てめぇまで！」

弥勒「よしよし。」

優斗「よしよーし。」

犬夜叉「ムカつくんだよぉーｯ！」

ハチ「あーやだやだ。着いてくんじゃなかった。」

こうして犬夜叉の鉄砕牙はまた進化し、奈落を一刻も早く倒すべく、また旅を再開することとなったのだった＿＿＿

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