御伽草子４０６ ページ20
それに応じて肉片も空へ向かう。
犬夜叉「追うぞ弥勒！優斗も来い！」
優斗「おう！」
弥勒「あぁ！珊瑚、主人公様たちを頼むぞ！」
珊瑚「任せて！」
七宝「大丈夫！オラがついとるんじゃ！」
そうして三人は最猛勝を追う。
楓「野党鬼蜘蛛が、まさか今になって蘇ってこようとは…しかも、蓮様のことまで…」
かごめ「やっぱり無双は、ただの奈落の分身じゃないわ。」
珊瑚「あぁ。あいつは鬼蜘蛛の心を持っているからね。」
主人公「でも、それって変じゃない？」
七宝「ん？」
主人公「どうして奈落は邪魔だった鬼蜘蛛の心を外に出したのに、神楽に無双を庇わせて守っているの？なくなって欲しいはずの鬼蜘蛛の心を、奈落はどうする気なの…」
かごめ「どういうことなんだろう…」
七宝「うーん、使い捨てにされる分身もおったのにのぉ…」
珊瑚「奈落はまだ鬼蜘蛛を必要としてるってことか？」
主人公「(それに、蓮の死んだ原因…どうして蓮は、自分の仇の奈落に従っているの…？何か理由が…？」
主人公はそんなことを考え、犬夜叉たちを見送った。
そして無双を追った犬夜叉達は＿＿＿
犬夜叉「どういうこったい奈落！」
奈落「犬夜叉…」
無双を触手で貫いて木に押し付けている奈落を見つけた。
犬夜叉「鬼蜘蛛の、人間の心なんざお前には必要ねぇ。だからこいつを分身として外へ放り出したんだろ？それを何でまた取り戻そうとしてる！？」
奈落「無双が貴様を倒せるかと思ったが、叶わぬようだ。だから戻す。それだけのことよ。」
犬夜叉「そうは思えねぇな。よっぽど大切なもんが無双に混じって出ちまったんじゃねぇのか？でなきゃせっかく捨てた鬼蜘蛛の心をもう一度取り込もうとするかよ！」
奈落「ほぉ？犬夜叉、お前の頭もたまには物を考えるのだな。」
奈落はそう言って無双を解放する。
奈落「さぁどうする？」
犬夜叉「無双はいつでも倒せる！先にこの場でお前を倒してやるぜ！蓮の仇だ！でやぁぁあ！」
犬夜叉はそう言って鉄砕牙を振るう。
しかし奈落はそれを避けるか受け止める。
犬夜叉も同じく、奈落の攻撃を受け止めていく。
奈落「ほぉ、裏切り者と思っていた蓮が死んだ原因が分かったのか？」
犬夜叉「っるせぇ…！てめぇの仕業だろうが奈落！」
奈落「ﾌｯ、心の弱った巫女ほど容易いものなどありはせん。」
犬夜叉「ｯ、許さねぇ！」
するとその隙に無双が傷を治し起き上がった。
そしてニヤリと笑うとその場を駆けて逃げる。
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
