御伽草子４０５ ページ19
犬夜叉「ﾊｧﾊｧ…」
無双「ははは！いいザマだな犬夜叉！もうおしまいか？」
すると
七宝「犬夜叉、爆流波じゃ！爆流波で粉々にしてしまうんじゃ！」
七宝がそんなことを犬夜叉に言った。
しかし
犬夜叉「っるせぇ…使えるもんならとっくに使ってら！」
七宝「何？使えんのか？」
優斗「爆流波は相手の妖気を乗せて相手に返す技だ。肉弾戦だけの無双には使えねぇ。」
そして無双が一歩出た時、珊瑚が向かおうとすると
弥勒「風の傷だ犬夜叉！」
珊瑚「法師様？」
弥勒が珊瑚を止めてそういった。
弥勒「もう一度風の傷で無双を吹き飛ばしてみろ！」
犬夜叉「言われるまでもねぇ！」
無双「ふん！」
犬夜叉「風の傷！」
犬夜叉はそう言って風の傷をまた放った。
無双はまた体が砕け散る。
犬夜叉「ﾊｧﾊｧ…どうでぃ…」
しかし
ﾄﾞｸﾝｯ
また無双の体の破片が集まり出す。
犬夜叉「ちきしょう…またか…いくら俺が頑丈でも、これじゃキリがねぇ…」
すると
弥勒「犬夜叉！無双の肉片は蜘蛛の辺りを中心に集まっている。」
弥勒が犬夜叉の元へ行ってそう言い出した。
犬夜叉「なんだその、辺りってのは？」
弥勒「見ろ。蜘蛛の傷跡だ。無双はあの部分を中心に集まって再生している。あの部分が脈打っていた。そこにあるのは、おそらく心臓。」
犬夜叉「なるほど…狙ってみる価値はありそうだな…」
そう話しているうちに無双はまた再生を終わらせた。
無双「無駄だってんだよ犬夜叉ぁ。ﾌｯ、お前もそろそろ息があがってきたじゃねぇか。」
犬夜叉「(無数に広がる風の傷の軌道…その中の一本で確実に奴の心臓を！」
犬夜叉は鉄砕牙を振り上げる。
無双「死 ねよ、うらァ！」
犬夜叉「(打ち砕く！」
ﾄﾞｰｰｰﾝ！
犬夜叉は無双の心臓を狙って風の傷を放った。
無双が犬夜叉の方へ向かい、風の傷も無双へ向かった。
犬夜叉「いける！」
しかし
神楽「風刃！」
犬夜叉「！神楽！」
神楽が現れ、風の傷の軌道を風刃で逸らし
無双「うあああ！」
無双はまた、肉片となった。
神楽はそのまま空の彼方へ消えてゆく。
弥勒「やったか？」
犬夜叉「いや、ダメだ…神楽のやつ、風刃で風の傷の軌道を無双の心臓から外しやがった…！」
弥勒「…だがこれでハッキリした。無双の弱点は心臓だ！」
すると、最猛勝が無双の心臓に群がり、それを持って飛んでいく。
犬夜叉「ｹｯ、どうやら隠す気もないらしいぜ。」
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
