式神少女と半妖の戦国御伽草子【犬夜叉】第９章

御伽草子４０３ ページ17

そして奈落は背を向けて去っていく。

蓮「どうした奈落？私を殺すのではなかったの？」

奈落「調子に乗るな蓮。殺さぬのはお前の力を恐れてでは無い。わしの都合だ。そして殺すのではない。壊すのだ。」

奈落はそう言って森の奥へ消えていった。

蓮「(奈落…お前に鬼蜘蛛の心は捨てられない…今の世界に私と桔梗が存在している限り。」

蓮は矢を下ろし、蓮も森を歩き始めた。


そして犬夜叉は

無双「あははは！」

犬夜叉「でや！うおっ！」

無双の再生能力に手こずっていた。

犬夜叉は弾き飛ばされ

ﾄﾞｰﾝ！

犬夜叉「くっ！」

触手を避けていく。

犬夜叉「ﾁｯ！」

無双「はははは！どうした！？」

しかし犬夜叉は長い草を利用し

ﾊﾞｯ！

無双「！」

犬夜叉「風の傷！」

無双の目の前に出て、風の傷を放った。

無双「くっ、あああ！」

楓「やったか！？」

弥勒「どうでしょう…！奴の再生能力は！」

瞬間、草の中から触手が現れ

犬夜叉「うあ！」

犬夜叉を捕まえるが

珊瑚「やあ！」

珊瑚が飛来骨で触手を切り、犬夜叉は無事だ。
だがやはり

無双「効かねぇんだよ。」

無双は生きていた。

犬夜叉「風の傷！」

犬夜叉は再度風の傷を放つ。
そして無双の体は砕けていく。

弥勒「犬夜叉！」

犬夜叉「早々何度も再生できるとは思えねぇ。」

主人公「だといいんだけど…」

しかし

無双「馬鹿野郎が…何度斬っても無駄だってことがまだ分かんねぇのか？」

無双はまた再生していた。

弥勒「また復活したか！」

優斗「何なんだあいつは…」

犬夜叉「ちっくしょう…(本当にこいつを倒す方法はねぇのか…！」

そして

無双「ふっ！」

七宝「さらに変化しとるぞ！」

無双の体がまた変化し出した。

犬夜叉「こいつ！」

無双「ははは！この体にも段々慣れてきたぜ！」

そう言って無双は、腕を伸ばしていく。
犬夜叉はそれを避けるべく上へ飛ぶが

主人公「犬夜叉！上！」

犬夜叉「ｯ！？」

上からも触手が伸びてきており

ｸﾞｻｯ＿＿＿

主人公「犬夜叉ぁ！」

犬夜叉「うあっ！」

それは犬夜叉の腹部を突き刺した＿＿＿

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