御伽草子388 ページ2
四人はそれに驚きを隠せなかった。
すると雲の周りに稲妻が走り出す。
紅龍「さぁ犬夜叉!覚悟せい!」
そして龍は懲りずに矢を放ち続ける。
優斗とかごめは危機一髪空へ避難するが、犬夜叉と主人公は走り続けていた。
優斗「主人公!犬夜叉!」
かごめ「どうしたら…」
犬夜叉「クソ、どうすりゃいいんだ!」
主人公「雲が相手じゃ風の傷もダメってことよねッ…」
二人は矢を避けながら走る。
しかし
ガッ
主人公「きゃあ!」
主人公が足元につまずいて転けてしまった。
犬夜叉「主人公!!」
優斗「主人公!」
かごめ「危ない!」
紅龍「今じゃ!まずは小娘から片付けてくれる!」
と、龍は稲妻を走らせ、それを纏わせた矢を主人公に放った。
主人公「あぁっ…!」
犬夜叉「主人公ーーッッ!!!」
優斗「間に合わねぇッ…!」
かごめ「主人公ちゃん!!」
主人公にまっすぐと矢が向かう。
しかし次の瞬間
ドンッ__!
犬夜叉「うあっ…」
主人公「い、犬夜叉ッ…!」
犬夜叉が間一髪で矢と主人公の間に飛び出し、矢は犬夜叉の背中に刺さった。
主人公「犬夜叉ぁぁああッッ!」
主人公の悲痛の声が響き渡った。
龍「はははは!流石の犬夜叉もそれがしの矢を食らっては一溜りもない!」
主人公「ッ、犬夜叉!大丈夫!?」
と、主人公は犬夜叉の元へ向かう。
優斗「犬夜叉!」
かごめ「犬夜叉!」
優斗とかごめも降りて犬夜叉たちの元へ向かった。
しかし
犬夜叉「…っと…」
犬夜叉は顔を上げるが、まるで何も無かったかのような顔をしていた。
主人公「……平気、なの?」
優斗「おいおい、嘘だろ…?」
かごめ「普通に刺さってたけど…」
三人は不安そうに犬夜叉を見るが
犬夜叉「平気も何も、あの矢ただの虚仮威しだぞ?」
3「「「えぇ!!?」」」
その言葉に驚いて声を上げた。
紅龍「なっ!何を馬鹿な!;;」
龍は焦ったようにまた一本矢を放つ。
犬夜叉はそれをいとも簡単に取ると
犬夜叉「触っても平気だ。手でも刺してみな。」
主人公「え、うん…」
主人公にそう言って矢を渡し、主人公はそれを手の甲に刺した。
そして
主人公「ッ〜あーほんとだぁ…これなんか肩凝りとかに効きそう…(ホワホワ」
犬夜叉「な?」
何やら気持ちよさそうだった。
かごめ「ほんとに虚仮威しなのね…」
優斗「逃げて損したぜ。」
龍「な、おばさんか!?」
主人公「誰がおばさんよ!」
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください! (2019年12月8日 3時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします! (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです!主人公ちゃん可愛い!これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まりん | 作者ホームページ:
作成日時:2019年8月25日 13時