御伽草子４３０ ページ44
夏嵐「用があるのはお前じゃない。そっちの四魂の欠片を集めてるって巫女と、精霊石を持ってるって巫女さ。」
声の低い女、夏嵐はそう言ってかごめと主人公を指さした。
犬夜叉「四魂の欠片と精霊石奪おうってんなら、俺が相手になってやるぜ！」
犬夜叉は二人を守る形で立つ。
秋嵐「ﾌﾝ、半妖か。」
犬夜叉「それがどうした！？」
そして
夏嵐「お前、犬夜叉か。」
犬夜叉「？」
弥勒「知り合いなのか？」
犬夜叉「こんな奴知らねぇぞ。」
夏嵐は犬夜叉を知っている様子だった。
夏嵐「犬夜叉に間違いないんだな？殺生丸の弟の。」
犬夜叉「ﾍｯ、あんまり兄貴と思っちゃいねぇがな。」
犬夜叉は指を鳴らしながら言う。
夏嵐「あたしが犬夜叉の相手をする。秋嵐、あんたはあの法師と退治屋と小僧を……ん？」
夏嵐は小僧と呼んだ優斗を見て動きが止まった。
優斗「…？」
夏嵐「…お前＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿��紫雲��か？」
優斗「は…？」
夏嵐は優斗を見て『紫雲』という名前を出した。
夏嵐「ﾊｯ、どこぞで野垂れ死にしてるかと思えば、生きてたのか。」
優斗「お前ら、誰と勘違いしてやがる…？」
主人公「紫雲…？」
夏嵐の言葉に疑心を抱く一行。
しかし
夏嵐「まぁいい。お前も一緒にくたばりな！秋嵐！」
秋嵐「おう！うおおお！」
夏嵐と秋嵐はそれぞれの戦いを始めた。
犬夜叉「テメェら！」
犬夜叉が走り出すと
ﾎﾞｰｯ！
ﾄﾞｰﾝ！
犬夜叉「！」
上空から火の玉が襲いかかる。
夏嵐「お前の相手はあたしだよ！だけど殺すのはここじゃない！」
夏嵐は息を吹き出すと、その息が炎となり、夏嵐の体を覆う。
夏嵐「さぁ、かかってきな！」
犬夜叉「て、テメェ…！」
そして
秋嵐「うらぁあ！」
３「「「っ！」」」
弥勒、珊瑚、優斗は秋嵐の攻撃を避けていた。
かごめ「珊瑚ちゃん…」
主人公「弥勒様…優兄ちゃん…」
二人はただ、彼らの先頭の様子を雲母と見ていることしか出来なかった。
ハク『彼らは、西に住んでいる��豹猫族��という一族らしいよ。』
主人公「ハク、知ってるの？」
ハク『精霊に教えてもらったんだ。』
主人公「豹猫族…」
ハクの言葉に、不安げな表情を浮かべる主人公。
その時
ﾌﾜｯ＿
かごめ「！何…？」
主人公「この香、り…」
どこからともなく、不思議な香りが漂い
ﾊﾞﾀﾝｯ
ﾊﾞﾀﾝｯ
珊瑚「！主人公ちゃん！かごめちゃん！」
主人公とかごめ、雲母は倒れ込んでしまった。
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
