御伽草子４２３ ページ37
紫津「紫織、ごめんね…辛い思いさせたね…」
紫織「母ちゃん！」
主人公「よかった…」
一行も微笑ましくそれを見守った。
そして
犬夜叉「さぁーて、もうここに用はねぇや。帰るぞお前ら！」
犬夜叉がそう促すと
冥加「何をおっしゃいます犬夜叉様！？」
犬夜叉「冥加ジジイまだ居たのか？」
冥加「ここに来た目的をお忘れか！？強い結界を張る妖怪を斬って！その血を鉄砕牙に吸わせ！より強い鉄砕牙を作るはずではなかったのですかー！？」
冥加が犬夜叉を叩きながら話すと
紫津「え、あんた、紫織を斬りに…！？」
紫津が顔を強ばらせて言う。
しかし犬夜叉は
犬夜叉「…最初はな。安心しろ。そんな小娘斬るほど落ちぶれちゃいねぇよ。」
紫織を斬らないと断言した。
弥勒「相手があのような幼子ではな。」
珊瑚「同じ半妖だしね。」
優斗「大獄丸斬れただけでも良しとしようぜ。」
犬夜叉「もっと強い結界張る悪党を探し出して、たたっ斬るさ。」
冥加「犬夜叉様！昔はそんなじゃなかったのに！」
犬夜叉「どういう意味でぇ！？」
冥加「どういうってあのその…」
弥勒「成長したってことでしょう？」
優斗「ほんの少しだけだろ。」
犬夜叉「てめ、優斗…！」
そんな会話を聞いて主人公は微笑んだ。
そして紫津と目を合わせ
主人公「それじゃあ、私達はこれで。」
犬夜叉「あばよ！」
別れの挨拶をした時＿＿＿
紫織「待って！」
紫織が犬夜叉たちを引き止めた。
紫津「紫織？」
紫織「…これ。」
一行「「「？」」」
紫織が出したのは持っていた赤い水晶。
そして
犬夜叉「その玉を斬れだと？」
紫織はその水晶を斬れと頼んできた。
紫織「うん。斬ってほしい。この血玉珊瑚は百鬼蝙蝠の結界の守り役が代々受け継いできた宝玉。これが守り役の力を引き出して強い結界を作り出すんだって。そして代々の守り役、うちの爺様や父上の妖力を蓄えてるって聞いてる。だからこれを斬れば、あんたの刀の妖力を強くすることが出来ると思う。」
冥加「願ってもない話じゃ！犬夜叉様斬りましょう！」
犬夜叉「あぁ。その玉、早いとこ片付けた方が良さそうだな。」
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アヒル - この物語すごく好きです。更新頑張ってください！ (2019年12月8日 3時) (
レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
冷 - 更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年10月11日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - 私も、同じです。無理はせず、更新お願いいたします！ (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14d9286bf4 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉が大好きです！主人公ちゃん可愛い！これからも頑張ってください、応援してます(^^) (2019年9月7日 16時) (レス) id: f6f6602301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年8月25日 13時
