御伽草子３６６ ページ30
しかしそこには美人と呼ばれるような村人はおらず
弥勒「これも修行の一端。御遠慮申します。」
優斗「あいつ顔で決めたな。」
かごめ「しっ！」
弥勒は丁寧に断りを入れた。
しかし
村長「そうですか…それは残念…せっかく村のピチピチの若い娘達が席を用意して待っておったのだが…」
弥勒「へ？」
村長「そういうことなら…」
村長がそう言って去ろうとすると
弥勒「せっかくの心遣い、受けなければ仏の罰が下ります。」
村長「は？」
七宝「若い娘が絡むとすぐ手のひらを返しおって。」
珊瑚「ったく、スケベ法師が。」
主人公「ははは…;」
こうして村で世話になることになった一行だった。
そして宴の席へ向かった。
かごめ「美味しいこの豆。」
主人公「ご飯も美味しいね。」
七宝「うめぇ！うめぇな！こんな美味い飯は久しぶりじゃな！…どうした珊瑚？進んどらんようじゃが…」
珊瑚の目線の先にいたのは
弥勒「ほう、これは子宝に恵まれる手相をしておられる…娘さん、私の子供を産んではくださらんか？」
いつものように口説く我らが弥勒法師。
しかしいつの間にか目の前にいたのは美しい娘ではなく
老人「はい。わしならいくらでも産みましょうが十五人産もうが十六人産もうが同じことですじゃ！さぁさ！」
ご老人がおり、連れ去られようとしていた。
弥勒「さ、珊瑚！黙って見てないで助けてください！」
弥勒は珊瑚に助けを求めるが
珊瑚「ふん、二人でも三人でも産んでもらえばいいでしょ。どーぞご勝手に。」
かごめ「珊瑚ちゃん、怖い。」
主人公「ピリピリしてる…」
珊瑚は知らないふりをすることにした。
村長「婆さんはいつまでも元気じゃのう。」
老人「まだ赤子の一人や二人！ふははは！」
全員「「「あははは！」」」
賑やかな声がまた周りに響き渡った。
主人公「この時代にもこんな素敵な団らんがあるなんて何だかホッとするね。」
かごめ「確かにそうよね。」
優斗「たまにはこういうのもいいな。」
犬夜叉「団らんって何だ？」
主人公「え？んー、あ、両親や兄弟で仲良く食事したりすること、かな！」
犬夜叉「んー？」
犬夜叉がそう言って想像したのは
犬夜叉「…」
ﾊﾞﾁﾊﾞﾁ
殺生丸「…」
犬夜叉「…ホッとするかぁ…;」
主人公「何を想像してるの…;」
ﾊﾞﾁﾊﾞﾁとやり合ってる犬夜叉と殺生丸の姿だった。
犬夜叉「だあ！」
かごめ「お行儀悪い！」
犬夜叉は後ろへ倒れ込んだ。
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終羽(プロフ) - いつも見ています！犬夜叉の夢小説の中で一番好きです！続きはいつくらいになるのでしょうか？これからも応援しています！ (2019年6月30日 18時) (
レス) id: 1b91514d97 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - いつも見ています。とても面白いです。速く続きを書いてください。楽しみにしてます。パスワードを教えてください。 (2019年5月29日 22時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 朱里さん» コメントありがとうございます！！申し訳ありません！今、小説を書ける時間がなく、お待たせしております(><) もうしばらくお待ちいただけると幸いです！！（ ; ; ） (2019年3月17日 19時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
朱里 - 面白いです！続きはまだですか？パスワード教えてください！これからも頑張ってください！！！！！ (2019年3月17日 19時) (レス) id: b77b7c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけるなんて光栄です！！！(*´▽`)完結までお付き合いいただけると幸いです！！ (2019年3月13日 0時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年1月4日 23時
