御伽草子３６２ ページ26
椿《ﾌﾌﾌﾌ、蓮の生まれ変わりと言っても大したことは無い。》
そう言うと傷は簡単に塞がった。
主人公「そんな…」
ｶﾗﾝｯと矢が転がる。
椿《所詮蓮と桔梗は四魂の玉と精霊石の力を無駄にした巫女。》
楓「何を言う！」
椿《四魂の玉と精霊石はこの椿こそ持つにふさわしい力だ！》
それが五十年前＿＿＿
ｰｰｰｰｰｰ
幼楓「お姉様、蓮様、それは？」
桔梗「四魂の玉という。この穢れを払い、清める役を任された。蓮とともにな。」
蓮「精霊石と同じ、悪しき者の手に渡らぬように。」
桔梗と蓮にそれが渡った時、嫉妬の目を向けていたのが椿だった＿＿＿
ｰｰｰｰｰｰ
椿《ﾌﾌﾌ、五十年の時を越え、今こそ四魂の力は我が力よ！》
犬夜叉「てめぇ！勝手なことぬかすんじゃねぇ！」
犬夜叉は椿の話を聞き、鉄砕牙を奮った。
犬夜叉「でやぁぁあ！」
しかし
ｽﾞﾄﾞﾝｯ！
犬夜叉「うあっ！」
犬夜叉は地面に叩きつけられた。
珊瑚「飛来骨！」
珊瑚の飛来骨も
ﾊﾞｼｯ
簡単に防がれた。
椿《もっと、もっとだ！四魂の玉はもっと力を受け入れられる！ﾌﾌﾌﾌ、四魂の玉の力を欲しがる妖怪はいくらでもいる！その妖怪たちを全て取り込み、私は永久を手に入れる！》
楓「四魂の玉の力を使って妖怪の力を体内に取り込む気か…」
犬夜叉「そんなことさせねぇ…」
椿《半妖、貴様も我が力にしてくれる！》
椿がそう言うと椿の右目が光る。
犬夜叉「何だと？」
椿《ﾌﾌﾌﾌ、犬夜叉、お前であろう？桔梗と、そして蓮が心乱した半妖は。》
犬夜叉「ｯ、てめぇ！」
椿《桔梗と蓮が手なずけられなかった半妖を私が飼い慣らしてくれよう。》
瞬間
ｺﾞｫｫｫ！
犬夜叉「ｯ！」
椿の右目から風が吹き、犬夜叉を吸い込もうとする。
椿《さぁ、この四魂の玉に心奪われるがいい！》
犬夜叉「くっ…」
犬夜叉は視界がぼやけ、立っているのがやっとだった。そして鉄砕牙を地面に突き刺す。
犬夜叉「こんな、力なんか…」
椿《何故だ半妖！？何故貴様はこの力に心奪われぬ！？》
犬夜叉「お前が四魂の玉を穢してるからだ！蓮と桔梗と違ってな！」
椿《何を言うか！》
椿が叫ぶと稲妻が犬夜叉を襲う。
犬夜叉「うあああ！」
主人公「犬夜叉ーっ！！」
椿《私はこの力を得ようと全てを捨てたのだぞ！》
椿は五十年前、桔梗と蓮の元に四魂の玉が渡ったことに納得いかず、自ら師匠の元を離れたのだという。
椿《我が力を思い知れー！》
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終羽(プロフ) - いつも見ています！犬夜叉の夢小説の中で一番好きです！続きはいつくらいになるのでしょうか？これからも応援しています！ (2019年6月30日 18時) (
レス) id: 1b91514d97 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - いつも見ています。とても面白いです。速く続きを書いてください。楽しみにしてます。パスワードを教えてください。 (2019年5月29日 22時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 朱里さん» コメントありがとうございます！！申し訳ありません！今、小説を書ける時間がなく、お待たせしております(><) もうしばらくお待ちいただけると幸いです！！（ ; ; ） (2019年3月17日 19時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
朱里 - 面白いです！続きはまだですか？パスワード教えてください！これからも頑張ってください！！！！！ (2019年3月17日 19時) (レス) id: b77b7c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけるなんて光栄です！！！(*´▽`)完結までお付き合いいただけると幸いです！！ (2019年3月13日 0時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年1月4日 23時
