御伽草子３３８ ページ2
その頃犬夜叉は颯爽と森を駆け抜けていた。
主人公「犬夜叉…どうして、逃げなかったの…？」
犬夜叉「さっきも言っただろ！お前を置いて逃げられっかよ！」
主人公の問いかけに犬夜叉は当たり前というように答えた。
主人公「ｯ、一歩間違えたら、50年前の桔梗みたいになってたかもしれないんだよ…？」
犬夜叉「例えそうなったとしても俺は逃げねぇ！お前と一緒にいる！もうそれ以上聞くな！」
犬夜叉はそう言って駆け抜けるスピードを上げ、森を飛んだ。
飛んだ目の前には、大きな結界が。
その前に
弥勒「！犬夜叉、主人公様！」
優斗「お前ら…！」
雲母とラードに乗った弥勒たちがいた。
主人公「(あの結界の中に、敵がいる…！私と犬夜叉を陥れようとした奴が…！」
主人公は弓矢を構え、狙いを結界に定める。
そんな事などつゆ知らず、中にいる椿は
椿「四魂の玉が、浄化されている…！？」
四魂の玉の邪気が薄れていることに驚いていた。
椿「これはあの女が、主人公がやっているのか！？」
蓮「言ったでしょう、椿。あんた如きじゃ、主人公は呪えないと。ましてや呪い殺すことも。」
椿「ふざけるな！貴様が余計なところで出てきたせいだ！」
椿は今にも怒り狂いそうな勢いだ。
そして表では
主人公「ｯ、こんな結界、破ればこっちのもんよ！」
ﾋﾞｭﾝｯ！
主人公は破魔の矢を放った。
それは真っ直ぐと結界へ向かう。
そして
ﾊﾞｰﾝｯ！
二重になっていた結界は主人公の矢によって、消え去った。
弥勒「結界が破れた！」
かごめ「凄い！主人公ちゃん！」
それは、中の堂にいた椿も気づく事態だった。
椿は気づかれぬよう堂の扉を少し開けて外の様子を見た。
椿「(私の結界が…！…！あれは、犬夜叉！？)くっ、主人公、矢を外したのか…！」
しかし椿の言葉に
ﾊﾞﾝｯ！ﾊﾞﾝｯ！
椿「！！」
蓮が、椿に対して式神を放った。
しかしそれは椿の横スレスレだった。
椿「蓮、貴様何を…！」
蓮「今、なんと言った椿？」
蓮は先程と違い、怒りが見えていた。
蓮「犬夜叉を、主人公の放った矢で殺そうとしたのか…？」
椿「…ふん、どうした蓮？嫌なことでも思い出したのか？そうさ、主人公に矢を撃たせた。お前の親友の桔梗が犬夜叉を殺した時と同じようにな。」
椿の言葉に蓮はゆっくりと椿に近づく。
奈落の傀儡の破片を踏み、浄化しながら。
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終羽(プロフ) - いつも見ています！犬夜叉の夢小説の中で一番好きです！続きはいつくらいになるのでしょうか？これからも応援しています！ (2019年6月30日 18時) (
レス) id: 1b91514d97 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - いつも見ています。とても面白いです。速く続きを書いてください。楽しみにしてます。パスワードを教えてください。 (2019年5月29日 22時) (レス) id: 389485fa80 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - 朱里さん» コメントありがとうございます！！申し訳ありません！今、小説を書ける時間がなく、お待たせしております(><) もうしばらくお待ちいただけると幸いです！！（ ; ; ） (2019年3月17日 19時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
朱里 - 面白いです！続きはまだですか？パスワード教えてください！これからも頑張ってください！！！！！ (2019年3月17日 19時) (レス) id: b77b7c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
まりん(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！！そう言っていただけるなんて光栄です！！！(*´▽`)完結までお付き合いいただけると幸いです！！ (2019年3月13日 0時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2019年1月4日 23時
