御伽草子４７４ ページ39
主人公「＿＿＿え？」
主人公は晃の言葉に呆然とした。
晃は鞄からノートを取り出してそれを渡す。
晃「俺、復習のために使ってるノートが家にあっから、これ貸してやるよ。」
主人公「え、あ、ありがとう……」
主人公はノートを受け取ると、疑心の目を晃に向ける。
晃「な、何だよ？」
主人公「いや、晃がこんなに優しいなんて、裏があるように思えて……」
晃「お、お前……普段から俺のことを何だと思ってやがる……」
主人公「昔から私の事沢山馬鹿にしてくるから。」
晃「ば、馬鹿になんかしてねぇよ！俺はお前がｯ…！」
と、晃はそこまで言って口を閉ざす。
主人公「私が、何？」
晃「ｯ！と、とにかく！これで勉強しろ！次会ったら、俺の言うこと一つ聞いてもらうからな！！///」
主人公「あー！それが目的でしょ！やっぱり裏があった！」
晃「うるせぇ！」
晃はそう言い捨てると、教室を出ていった。
主人公「何なのよあいつ……(でも、有難いかも。これ使えば、優兄ちゃんも教えやすいかもしれないし。」
主人公は晃の気持ちなど分かるはずなく、そのまま家へ帰った。
主人公「ただいま〜。」
結花「あら、おかえり！ちょっとこっちいらっしゃいな！」
主人公「え？」
結花に急かされ、主人公がリビングへ行くと、そこにはテレビを見ている一家の姿が。
主人公「どうしたの？みんな揃って……」
テレビ『というわけで、赤い服を着た妙に身軽な少年が銀行強盗を捕まえたというわけです。』
主人公「何なの、これ？」
テレビ『それだけでなく、この少年は火事で逃げ遅れた子供を助け出したとの事です。』
主人公「え"」
優斗「派手にやらかしてくれたな。」
テレビ『これは助けられた女の子による似顔絵です。』
と、テレビに映された似顔絵に全員が驚き
犬夜叉「あー！俺が被ってた帽子じゃねぇか！」
結花「あらあら。」
女の子が犬夜叉の帽子をかぶってテレビに出ていた。
主人公「お弁当届けるまでに何してたの……」
犬夜叉「それよりこの箱何なんでぇ？」
だが犬夜叉はテレビというモノに興味津々だった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 101人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏乃空 - 更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2020年5月31日 14時) (
レス) id: 097befae56 (このIDを非表示/違反報告)
みこち(プロフ) - 初めまして。みこちと申します。大好きな作品です。私も犬夜叉の小説書いてます。忍たまの兵庫水軍とのコラボです。宜しければお越し下さい。 (2020年5月13日 2時) (レス) id: 3f5bca2fa0 (このIDを非表示/違反報告)
夢プリン(プロフ) - 犬夜叉の夢小説の中で一番好きです！！リクエスト？なんですけど、鋼牙が好きなので夢主ちゃんと絡んでほしいです！ゆっくりで良いので、出来たらお願いします(^^) (2020年4月9日 13時) (レス) id: 4d9770ebc4 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - この小説本当に大好きで更新再開していただけてとても嬉しいです（ ; ; ）ゆっくりでいいですので次の更新も楽しみにしています！ (2020年3月20日 1時) (レス) id: f1da0b6672 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まりん | 作者ホームページ：
作成日時：2020年3月20日 0時
