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時_8 ページ10

主人公「な、な、何でここに!?てか今の聞いて…!」

犬夜叉「何のことだよ。」

優斗「聞いてねぇぞ。」

そう言うと優斗は離れ、犬夜叉は主人公の腕をつかみ、切ったところを見た。

犬夜叉「ドジ。切ったのか。」

主人公「ド、ドジって…」

犬夜叉は主人公の指を舐めた。

犬夜叉「冥加ジジイが見たら喜びそうだぜ。」

そう言って犬夜叉は懐から1枚の布を取り出し、破いた。

それは

主人公「あー!私のハンカチ!」

犬夜叉「なんだよ?」

主人公「お気に入りだったのに何で使うのよぉ…」

主人公のハンカチだった。

犬夜叉「ただの布切れじゃねぇか。」

犬夜叉は器用に布を主人公の指に巻いた。

犬夜叉「それより、お前とかごめだけか?」

主人公「え、どうゆうこと?」

犬夜叉「あ、いやぁ、別に…」

優斗「わかりやすすぎんだろ。」

優斗の言葉、そして犬夜叉の様子に主人公とかごめは察した。

2「本当は桔梗を探しに来たのね?」

犬夜叉「(ビクッ」

二人の言葉に犬夜叉は耳を揺らした。

主人公「やっぱり…そうだと思ったよ。犬夜叉が私なんか心配するはずないもんね。」

犬夜叉「うっせぇな。静かにしてろよ。」

主人公「いたっ…」

犬夜叉は布をぎゅっとしばり、止血した。

犬夜叉「もう大丈夫だろ?行くぞ。」

犬夜叉は立ち上がり、行こうとする。

主人公「(わかってる…桔梗と犬夜叉はどんなに離れてもお互いを想いあってる。私の入る隙なんかあるわけない…」

主人公はじっと手当てしてもらった指を見ていた。

すると

サーッ

4「!」

鱗粉のようなものが空から降ってきた。

上を見れば

犬夜叉「火取り虫!?」

かごめ「何この蛾の大軍!気持ち悪!」

主人公「凄い鱗粉…鼻やられそう…」

優斗「離れんなよ。」

大量の蛾が鱗粉を撒き散らしていた。

犬夜叉「お前ら息止めてろ。気ぃ失っちまうぞ。」

犬夜叉がそう言うと慌てて3人は鼻を手で覆った。

主人公「いつまで止めとけばいいの!」

犬夜叉「決まってんだろ!こいつらを片付けるまでだ!」

優斗「賛成だが、俺は今下手に動けねぇよ。」

犬夜叉「お前も下がってろ!散魂鉄爪!」

犬夜叉は蛾を倒していく。

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まりん(プロフ) - ユリさん» コメントありがとうございます!申し訳ございません。本編と並行しておりますので、更新には時間がかかってしまいます…出来るだけ更新しますので、待ってくださると幸いです! (2017年12月30日 18時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 更新待ってます続きが読みたい (2017年12月30日 17時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりん | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年9月16日 21時

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