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時_24 ページ26

そんな中、犬夜叉は___

犬夜叉『主人公…』

主人公『(感じる…犬夜叉を…』

主人公と、心を通わせていた___

犬夜叉『主人公?』

主人公『あっ…』

犬夜叉『主人公か。』

主人公『犬夜叉!怪我は!?』

犬夜叉『これくらい何でもねぇ…それより、おめェそこにいんのか?』

主人公『私…帰ってきたの…』

犬夜叉『へっ。怖気付いちまったのかよ?』

主人公『違うの!それはっ…それ、は…』

主人公は言葉を詰まらせた。

犬夜叉『何だよ?』

主人公『…いや、何でも、無い…私、逃げてたの、かな…』

主人公は涙を落とす。

犬夜叉『けっ。相変わらず馬鹿だなおめェ。』

主人公『馬鹿って何っ___!犬夜叉…』

主人公の目の前には、御神木に倒れ込む犬夜叉の姿___

犬夜叉『何でぇ、そこにいんじゃねぇか。おめェさっきから何を気にしてやがんだ。』

主人公『私、犬夜叉のそばにいても、足引っ張るし、すぐ利用されて、犬夜叉のこと傷付ける…だから、そばにいない方が、犬夜叉の為なのかなって…』

犬夜叉『くだらねぇことばかりグダグダ言ってんじゃねぇよ。』

そう言いながら犬夜叉は主人公の元へ歩み寄る。

主人公『犬夜叉!動かないで!傷が…』

主人公が犬夜叉の元へ行き、犬夜叉を支える。

すると

グイッ
ギュッ

主人公『あっ…』

犬夜叉は主人公を引き寄せ、抱きしめた。

犬夜叉『俺にはお前が必要だ…そんな事も分かんねぇのか…』

主人公『っ!うんっ…ありがとっ…』

そして主人公は現実の世界に引き戻され___

犬夜叉『さぁ行くぞ主人公!』

主人公「っ…うんっ!」

空から聞こえる犬夜叉の声に強く頷いた。

主人公は動き出す。

愛しい者のために、世界のために___

主人公は祠へ向かった。

しかし

主人公「えっ!?」

うねうねと井戸からは時代樹の根が出てきていた。

主人公「通れないし…」

主人公は一度祠を出て、また御神木へ。

主人公「犬夜叉!聞こえる!?返事して!」

犬夜叉『主人公か!』

主人公「犬夜叉!時代樹のせいで井戸が通れないの!」

犬夜叉『諦めんな!巫女の矢だ!それを使えば根を薙ぎ払える!』

主人公「巫女の矢…(うちの神社に先のある矢は置いてない…)あっ…」

主人公は何かを思い出したように自分の怪我した指を見た。

主人公「あの時…(そうだ!」

主人公は急いで蔵へ行き、先のない矢と弓を持ってきた。

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まりん(プロフ) - ユリさん» コメントありがとうございます!申し訳ございません。本編と並行しておりますので、更新には時間がかかってしまいます…出来るだけ更新しますので、待ってくださると幸いです! (2017年12月30日 18時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 更新待ってます続きが読みたい (2017年12月30日 17時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まりん | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年9月16日 21時

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