検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:76,582 hit

時_12 ページ14

その頃、主人公を連れ去った瑪瑙丸は___

玻璃「瑪瑙丸様!」

瑠璃「首尾はいかがで?」

時代樹に戻ってきていた。

そこには髪の長い女と髪を両サイド団子にした女がいた。そして雲母も。

瑪瑙丸「見ての通りだ。」

玻璃「その小娘は?」

瑪瑙丸「やつをおびき寄せる餌だ。」

瑠璃「犬夜叉をここに?」

主人公は寝かされ、蔓で縛られる。

瑪瑙丸「破壊の剣には結界が張られていた。」

瑠璃「では…」

瑪瑙丸「奴にしか持つことが出来ん。この牙の封印を解かぬ限り、"継承の儀式"を行うことは出来ぬ。その為にはやつの鉄砕牙が必要なのだ。」

玻璃「しかし、こんな人間の小娘でおびき出せるので?」

瑪瑙丸「来る。あの一族は人間好きなのだ。かつてやつの父は人間の女に惚れた。そしてその父の血を受け生まれた犬夜叉もまた、人間の女とつるんでいる。」

瑠璃「ほんと、物好きなこと。」

瑪瑙丸「玻璃。」

玻璃「はい。」

瑪瑙丸「この女を支配しろ。」

玻璃「は?」

玻璃は瑪瑙丸の意図が理解出来なかった。

瑪瑙丸「半妖を始末するのに、ちょっとした座興を思いついた。」

瑪瑙丸はニヤリと笑う。

玻璃「承知致しました。」

そして玻璃は雲母を瑠璃に預け、主人公に近づき、頭につけてる勾玉を主人公の額に近づけるが___

バチバチ!
カランカラカラ___

瑪瑙丸「ん?」

玻璃「あ…」

勾玉は弾かれ、落ちた。

瑠璃「どうした玻璃?」

玻璃「この小娘、強い霊力を持っている。それに胸にあるこれは…精霊石…式神使いなのか…巫女なのか…」

瑠璃「まさか。こんな奇天烈な形をしてるのに。」

すると瑪瑙丸は胸からあるものを出した。

瑪瑙丸「これを使うてみよ。」

瑠璃「四魂の欠片…」

玻璃「よろしいので?」

それは赤い四魂の欠片。

瑪瑙丸「真に強い者ならば、こんなもの必要ない。」

そう言い、四魂の欠片を弾き、玻璃の元へ。

玻璃はそれを受け取ると勾玉と重ねた。

そしてそれは赤い勾玉へと変化した。

玻璃はニヤリと笑い、主人公の額に埋め込んだ。

時_13→←時_11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
76人がお気に入り
設定タグ:犬夜叉 , 映画版 , アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まりん(プロフ) - ユリさん» コメントありがとうございます!申し訳ございません。本編と並行しておりますので、更新には時間がかかってしまいます…出来るだけ更新しますので、待ってくださると幸いです! (2017年12月30日 18時) (レス) id: 7680a40a79 (このIDを非表示/違反報告)
ユリ(プロフ) - 更新待ってます続きが読みたい (2017年12月30日 17時) (レス) id: f266346369 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まりん | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年9月16日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。