式神少女と半妖の戦国御伽草子【犬夜叉】ー映画版ー

時＿９ ページ11

しかし数は減る様子がない。

犬夜叉「ちっ、これじゃあキリがねぇぜ！まとめてぶっ倒してやる！」

犬夜叉は鉄砕牙に手をかけた。

しかしそのとき＿＿＿

？「はっはっはっはっはっ！」

蛾の大軍の中から笑い声が聞こえた。

かごめ「何あれ！」

主人公「人…いや、違う！」

優斗「あいつは…」

そこには人の形をした妖怪がいた。

瑪瑙丸「犬夜叉だな？」

犬夜叉「俺はてめぇなんか知らねぇぞ！」

瑪瑙丸「我が名は瑪瑙丸。犬夜叉、我が剣の洗礼を受けよ！」

瑪瑙丸は犬夜叉に刀を振るった。

犬夜叉は避けようとしたが一歩遅く、剣圧に吹っ飛ばされた。

犬夜叉「くっ！」

瑪瑙丸「でやぁ！」

犬夜叉は鉄砕牙を抜き、瑪瑙丸の剣を受ける。

瑪瑙丸「いいぞ…正しくその牙は破壊の牙！」

犬夜叉「何ぃ！？わけわかんねぇ事言ってんじゃねぇよ！！」

犬夜叉は鉄砕牙で瑪瑙丸をはじき返す。

犬夜叉「大丈夫か！」

犬夜叉が主人公に言うが

主人公「も、だ、、め…ぶはっ！」

犬夜叉「あ、バカ！」

かごめ「主人公ちゃん！」

優斗「息止めろ！」

主人公は耐えられず、口を開けた。

瑪瑙丸「人間などを守るために使うなどもったいない。私が役立ててやろう。大人しく差し出せ！」

瑪瑙丸はまた攻撃を仕掛ける。

犬夜叉「ふざけんなー！」

空中で刀が交わる。

しかし鉄砕牙が弾かれた。

犬夜叉「！鉄砕牙を弾き飛ばしやがった！」

そして瑪瑙丸は＿＿＿

ﾊﾞﾀﾝ

かごめ「主人公ちゃん！」

優斗「かごめ、危ねぇ！」

倒れた主人公の前に。

犬夜叉「(早いとこ片付けねぇと主人公が危ねぇ！)散魂鉄爪！」

犬夜叉は散魂鉄爪で瑪瑙丸を倒そうとするが

瑪瑙丸「(ﾌｰｯ」

犬夜叉「！」

瑪瑙丸は口から蛾を出してきた。

蛾は犬夜叉の周りに群がる。

犬夜叉「くそっ…目が霞んできやがった…」

その隙に瑪瑙丸は刀を振るう。

犬夜叉はそれを避けることしか出来ない。

しかし

瑪瑙丸「ふっ！」

ｻﾞｼｭ！

犬夜叉「うわっ…！」

瑪瑙丸の刀は犬夜叉の腹部を突き刺した。

かごめ「犬夜叉！」

優斗「くそ！」

瑪瑙丸「つまらん。もう気を失ってしまったのか。」

優斗「てめぇ！」

瑪瑙丸「(ﾌｰｯ」

優斗「っ！うわっ！」

かごめ「優斗！っ、きゃあ！」

瑪瑙丸はまた口から蛾を出し、優斗とかごめの周りに群がる。

鱗粉で二人は気を失った。

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