式神少女と半妖の戦国御伽草子【犬夜叉】 (ページ49)

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御伽草子４７ページ49

その反動で四魂の玉と精霊石が七宝の懐から出た。
瞬間に…

ﾋﾟｶｰｯ！

四魂の玉と精霊石が光出した。
そして現代では…

主人公「あっ…」

主人公はその気配を感じ取っていた。

主人公「(何だろ…今微かに四魂の玉の気配と、精霊石の気配…まさか、犬夜叉！」

主人公は元来た道を戻る。
しかし

主人公「…何も無い、か…迎えに来るわけ無いもんね…犬夜叉…」

井戸に何の変化もなく、犬夜叉の姿もなかった。
主人公は落ち込んで、また梓紗達の方へ。

そんな時、犬夜叉達は…

犬夜叉「くっ！はあ！」

弥勒「ふっ！はぁ！」

狼と毒蟲を倒していた。

犬夜叉「散魂鉄爪！」

犬夜叉は次々に狼を倒す。
瞬間

狼野干「ぐぁぁあ！」

犬夜叉「っ！」

狼野干が犬夜叉に向かって手を振りかざす。犬夜叉は避けた。しかし

狼野干「ぐあぁ！」

犬夜叉「っ！うわぁあ！」

傷が疼き、押さえたところに狼野干が攻撃し、犬夜叉は飛ばされた。

楓「犬夜叉！」

弥勒「いつもなら交わせるのに！」

楓「動きが鈍いのは、傷の治りが遅いのだけでは無さそうだな。」

弥勒「え？」

楓「…主人公だ。主人公がおらぬと、犬夜叉は本来の力を発揮出来んようだ。」

そして犬夜叉は狼野干の攻撃を避けていき、弥勒達の方へ。

弥勒「狼野干は間違いなく四魂の欠片の妖力を借りています！」

犬夜叉「何!?」

弥勒「その場所をつけば、倒せる！」

楓「主人公とかごめならその急所が分かる！欠片の場所が！」

犬夜叉「(泣き言言ってんじゃねぇ！主人公とかごめは…あいつらはもういねぇんだ！特に主人公の国と繋がっている井戸は俺が塞いだ！主人公の精霊石も、七宝が持ってる！あいつはもう、こっちへは来られねぇ！)こんな危ねぇ戦いに…あいつらを…主人公を巻き込んじゃいけねぇんだよ！！」

そしてまた狼野干は狼を出す。

犬夜叉「散魂鉄爪！」

その頃、主人公は…

主人公「…ねぇ、歩きすぎて疲れた。」

梓紗「へばるの早い！まだまだよ！ね、晃！」

晃「帰らせろ。」

梓紗、晃と一緒に買い物に来ていた。

梓紗「もーっ！あんたら幼馴染み何なの！二人きりがいいの!?」

２「絶対やだ」

梓紗「なら黙って行く！」

梓紗の言葉にしぶしぶ頷く２人。

晃「ったく、なんで俺がこんなこと…」

主人公「じゃあ帰ってよ。まだ梓紗と二人の方がいい。」

晃「はあ？お前な、久しぶりに会った幼馴染みに対してそれはねぇだろ。」