式神少女と半妖の戦国御伽草子【犬夜叉】 (ページ45)

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御伽草子４３ページ45

犬夜叉「七宝、てめぇ…！」

ﾊﾞｼﾊﾞｼｯ！

犬夜叉は訳の分からないことを言いながら七宝を蹴る。

七宝「何を怒っとんのじゃー！」

すると

ｶﾞﾗｯ

弥勒「犬夜叉、まだ暴れているのですか？」

優斗「ラード、見張っとけっつったろ。」

ラード『だってこいつら面白すぎんだもん。』

弥勒、優斗、楓が来た。

犬夜叉「弥勒、優斗、てめぇら！」

弥勒「せっかく封印してもこの有り様では…」

優斗「無駄だったな。」

犬夜叉「こっから出せー！」

犬夜叉が縛られた状態で弥勒に向かうが…

ｶﾞﾝｯ！

弥勒は錫杖を犬夜叉の目に当て押さえ付ける。

弥勒「楓様、封印のお札を戸に。」

楓「あいわかった。」

優斗「ラード、結界強めとけ。」

ラード『はいはい。」

楓は札を貼り、ラードは結界を強めた。
そして楓は犬夜叉の傷口に薬を塗る。

弥勒「まだ無理です犬夜叉。焦る気持ちはわかるが、まずは完全に傷を治すことです。」

楓「そうだよー、お前とて奈落を甘く見ておるわけではあるまい。だからこそ主人公を井戸の向こうへ返したのだろう？」

優斗「あいつに傷ついて欲しくない…そうゆう気遣いがお前に出来たんだな。」

犬夜叉「るせ…」

七宝「(犬夜叉、そうじゃったのか…」

弥勒「私とて無駄に命を落としたくない。そのためにはお前に早く元気になってもらわねば困ります。」

すると犬夜叉は起き上がり…

犬夜叉「てめぇ何弱気な事言ってんだ！だから俺は今からでも戦うっつってんじゃねぇか！」

弥勒「犬夜叉、今は大人しく寝ていなさい。」

弥勒は微笑むが…

弥勒「何度言ったら分かるんだ、このボケ！カス！犬！」

弥勒は犬夜叉を蹴りまくる。

楓「これこれ、また傷が開くぞ。」

優斗「不良がいるな。」

そして３人は退出。
犬夜叉は横になり、七宝はボーッと上を見ていた。

七宝「なぁ、犬夜叉…」

犬夜叉「なんでぃ…」

七宝「主人公は今頃どうしてるじゃろ…」

犬夜叉「しつけいガキだなお前はー…主人公のことはもう忘れろ。(どこかで生きていればそれでいい…女が死ぬのは…もう嫌だ…それにあいつは…蓮とは違うんだ…あいつとは…」

犬夜叉はそんなことを考えていると…

？『主人公は簡単には死なないよ。』

犬夜叉「!?」

七宝「だ、誰じゃ！」

どこからか聞こえた声。