式神少女と半妖の戦国御伽草子【犬夜叉】 (ページ21)

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御伽草子１９ページ21

犬夜叉はギリギリの所で主人公を抱きとめる。

七宝「こっちへくる！」

優斗「…なんだこの変な予感は…」

犬夜叉「何かでかいのが来るぜ。」

犬夜叉と優斗は身構えるが…

弥勒「さぁ、逃げましょう。」

犬夜叉「え」

弥勒は違ったらしい。

犬夜叉「お、おめぇ…それじゃ食い逃げだろ！」

優斗「何考えてんだ！」

主人公「弥勒様…」

一行は有り得ないという表情で弥勒を見る。

弥勒「だってデカイんですよ？到底敵いません。無理です、無茶です、じさつ行為です。」

弥勒は軽い感覚で言う。

犬夜叉「な、何て軽い野郎だ…」

すると

主人公「(ﾄﾞｸﾝｯあ…かごめちゃん！」

かごめ「うん、四魂の欠片の気配！」

主人公「凄い速さでこっちに来る！」

四魂の欠片の気配を感じ取った2人。

犬夜叉「四魂の欠片が向こうから来てくれるなんざ、願ってもねぇ！」

優斗「腕がなるぜ！」

しかし…

弥勒「四魂の玉となると、少々の無茶も必要ですね！」

弥勒は先程の事は忘れたかのように先に外へ。

犬夜叉「あ、待ちやがれ弥勒！」

優斗「てめぇもだ犬！」

犬夜叉と優斗も後に続く。

主人公「さ、3人とも…」

かごめ「私たちも行こうか…」

七宝「ガキじゃ。」

主人公とかごめ、七宝も3人のあとを追った。

そして着くと、鬼が村を破壊していた。

弥勒「あれは!?」

優斗「うっわぁ…」

主人公「また鬼…」

主人公と優斗は鬼というものを見る度嫌気がさしてくるらしい。

そして鬼の肩を見ると…

犬夜叉「殺生丸！」

犬夜叉と同じ銀色の髪で両頬に二本ずつ線がある。見た目は普通の人間だ。

そして殺生丸は肩から犬夜叉たちに向かって降りてくる。
その瞬間

ﾌﾞﾜｯ！

かごめ「きゃー！」

殺生丸の爪から毒の煙が。
犬夜叉は瞬時に避け、弥勒たちは逃げる。

主人公「毒!?」

優斗「こりゃ普通死んでるレベルの猛毒だ！」

主人公と優斗も猛毒には耐えられない。
そして

殺生丸「相変わらず動きが鈍いな、犬夜叉。」

殺生丸は嫌味っぽく犬夜叉に言った。
犬夜叉たちが元いた場所は毒により溶かされていた。

犬夜叉「ｹﾞﾎｯｹﾎｯ…くそ、殺生丸！何しにきやがった！」

殺生丸「くだらんことを聞くな。貴様の腰の鉄砕牙に用がある。」

犬夜叉「てめぇ、性懲りも無く！」

犬夜叉は鉄砕牙に手を掛ける。