最年少な最年長【すとぷり】【男主】

#早朝 ページ44

小鳥のさえずりで目を覚ます…なんてことは無く。


いつも通りに目を覚ました。



『ん…』


目を擦り、一つ伸びをすると俺は周りをキョロキョロと見た。



周りを見ると俺の周りですやすやと眠るすとぷりメンバーが。


俺は今何時だろう、とスマホを手に取った。


時刻は3時半。


俺はもう一度眠りにつこうとするも、目が完全に冷めてしまい、眠れなかった。



仕方なく立ち上がり、リビングへ。



ホットココアを作り、1人で飲む。



「起きちゃったの…？」



ぱっと後ろを見るとそこには、まだ眠そうに目をこするるぅとが。



『ごめん、起こした？』



る「ううん、大丈夫」



俺の隣にちょこんと座るるぅと。



ホットココアを飲むとだんだん眠気が強くなってきた。



『ふぁ…』



る「寝よっか」


るぅとは優しく微笑むとまた布団へと戻って行った。


る「おやすみ、ゆっくり寝なよ」



モゾモゾと動きながらも優しい声で話するぅと。



『ん、おやすみ』


俺が返事をする頃には規則正しい寝息が聞こえていた。





(俺のためにわざわざ起きてきてくれたのかな)









俺は緩む頬を抑え、しっかり眠った。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
早朝[完]

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