【 進 撃 の巨人】彼等が続ける物語

goumongaeshi. ページ5

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｢ごめん、サネスほどうまく剥がせなくて…。一体何枚剥がせばあんなにうまくできるの？｣


そういえばニック司祭の爪は綺麗に全部剥がされていたな


｢数え切れないな、このせめぇ壁の中に何故今まで戦争が起きなかったのかわかるか？
俺たち第一憲兵がこの汚ぇ手で守ってきたんだよ。
下手に利口な教師から、空を飛ぼうとした馬鹿な夫婦も、田舎の牧場にいたバイトも！！
全部俺たちが消したからやってこられた！！
感謝されて当然なんだ！｣


それをお前らほど楽しそうに痛めつける奴らは見たことがねぇ！バケモンだ！！とサネスは俺らを見ながら言った。


王を信じていると豪語する彼。

もう此奴は喋らないだろう。そう思ったので


｢…休憩だ｣


俺が言ったのを合図に他3人も部屋から出て、2人目の方へ入った


｢…困ったねぇ、なんか可哀想になっちゃったねぇ｣

｢お前にそんな感情あったんだな｣


いつも笑顔で巨人を痛めつけているやつが言うセリフではない。何ならモブリットも被害を受けている。

saku.→←daiji.

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