【文スト】森鴎外を攻略します。

首領5話 ページ6

貴女side


『なっ…これって』


右を見ても左を見ても

死体ばかりじゃない


『太宰どうする…あれ、太宰？！』



え、どこ行ったのよ彼奴！！


『〜〜ｯもう！！！』



太宰の莫迦ぁぁぁぁあ！！！！！！




モブ「自ら捕まりに来るとはな貴様莫迦か？」


太宰「予定通りに運んでくれれば私はどうもしないよ」


モブ「あ？」





『はぁ、もういいわ太宰は放っておこう

取り敢えず首領の安否を』




ー首領室ー

コンコンッ


『首領！入ります！！』


バタンっ



居ない…


首領に何かあったのかもしれない


『ど、何処ですか！？首領！！』



も、もしかしていやでも首領の事だそんな事は



『首領！！』



探さなきゃ


バタンっ



ドドドドドッ



銃声？


おぎゃあｯあぎゃあっ



赤ちゃんの鳴き声！？！


『大変ｯ急がなきゃ』



どんどん声が大きくなる…この近くね



『良かった…もう大丈夫よ』



親は…駄目だったみたいね


織田「A」



『！、織田』


織田「その子は」


『…泣いてたの』


おぎゃあｯ



『え、やだどうしたの？？ど、どうしよ
全然泣き止まない』



織田「…貸してみろ」


ヒョイッ



『あっ…』



…泣き止んだ、凄い


『織田凄いね…善いパパになれるよ』



織田「…俺にそんなに資格はない」



『え、』




織田「…！？、太宰か！今何処だ！」



なに！？！？


『織田インカム貸して！』



織田「あ」


『くぉら太宰！！！あんた急に居なくなったと思ったら何やってんのよ！！！』



太宰「今敵に捕まっててね」



『はぁ！？！？』



太宰「何はともかく今は逃げた方が善い」



本当に自分勝手ね


ジジっ


中原「引っ込んでろサンピン！！」


織田「？」


ブゥウンッ！！


うるさ、


太宰「はぁい中也敵の射程圏内に入ったから弾受けて死んで♪」



中也「うるっせぇ」



いや、インカム越しに喧嘩しないでよ


『はぁ、織田その子頼んだわね、私も二人の所に行ってくる！』


織田「場所分かるのか」



『大体予想は着く！』



織田「気を付けろよ」



『有難う』

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