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「ジン様、今日のお仕事は」



「俺は今日外へ出る。
夜には帰るから夕食は準備しておいてくれ。」



「かしこまりました」



今日の夜まで1人かー…暇だな。



「…今日は午後から雨が降る。
家を出ないようにするんだな」



「…御気遣いありがとうございます」



雨、降るんだ。
外見るとそんな雲には見えないけど…。



「じゃあ、行ってくる」



かちゃ、と音が鳴った。
銃の音だ。人を殺しに行くのか。



……恐ろしい。



「行ってらっしゃいませ」



一礼すると同時に屋敷の扉は閉じた。



_____…




にしても、どうしようか。
おそらく、不本意、本当に不本意にジンに好かれてしまってる。
だって、あのジンが手を繋いだり、キスしたりするか??
…意外とやることはやってそうだが、こんな16歳のガキにやるか!?

そもそもこの世界の時系列とは…?
もうコナンくんは存在してるのかな。

気になる!!

パク、と一口、ジンが用意してくれたであろうトーストとスープを口に含む。



「あーーー美味しいなくそーっ」



あのジンが、トーストとスープを作った。

半分以上自分のためだろうが、残して広間に置いてあるということは私のためでもあるのだろう。


……あれ、ジンってこんなに優しいキャラクターだっけか。



「んん〜…?」



なんか違和感感じるな…。


そう思いつつ、トーストを口に入れ、飲み込んだ。

皿洗いをし、風呂掃除や部屋の窓拭きと雑用仕事を終わらせていく。

掃除をしていくうちに時間は進み、すでに夕刻となっていた。
外では激しい雨が降っている。




「…………」



嫌な予感がする。
早く別のことをして気を紛らわそう。
夕食の準備をしようとキッチンに行こうとする。





突如外から激しい轟音が鳴り響いた。




「あ_____」







私の苦手な、雷。

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しのはら(プロフ) - ルリさん» 返信遅くなってごめんなさい!ありがとうございます!!こちらもぼちぼち更新していきたいと思ってるので是非楽しみにお待ちください! (2019年6月23日 7時) (レス) id: 7f2dfd99c3 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - 降谷さんの姉のお話も読んでます!!!この小説も面白そうですっっ!!応援してます! (2019年6月16日 23時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しのはら | 作成日時:2019年6月16日 19時

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