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その後お昼はこの人にお弁当を作ることが多くなった。
すると色々わかってきた。
好きなおかずもわかった。
…いや、本当に私はなんなの？
た他のお隣のはずなんだけどな
そんなある日お弁当を持ちながら会社に行くと部署の前に一人の女性が立っていた。いや、数名かな？
誰か待ってんのかな？
部署の扉を開けようとしたら後ろから肩をトントンっとされた。
「…？」
「薙折さんだよね？」
「…はい」
「あのさ、ちょっと話したいことあるんだけど神山先輩とどんな関係？」
ド直球
でもやっぱりそうだよね
だって彼は営業でもエースに近い
すごい人
「…仕事仲間ですか？」
「嘘だよね？だっていつもお弁当持ってきてるじゃん」
なんでバレた
食堂で食べてないのに
…でもそりゃあバレるか
こういうの嫌だから大人しくしてたのに
その時その女性が私の手からお弁当の袋を取った。
「っ！？あ」
「これ先輩に渡すんだよね？
これ私が代わりに渡しとくよ
それでいいよね？」
「だ、ダメです」
咄嗟に出た言葉は思いもよらない言葉だった。
いいじゃん渡しとけば
良くない
だって付き合ってないし
私が渡さないと
「はぁ？最近あんたと会ってから先輩付き合い悪いのよ。
前の先輩返してよ」
こういうの嫌いだから逃げてたのに
「私が渡さないといけないんです」
「どうして？」
「ど…どうして…」
「あんたなんかただの料理しかできない女じゃない」
そう言われると私は何も言えなかった。
黙ってしまうとその女性たちは「バイバイ」と言っていなくなってしまった。
…今日は食堂で食べようかな
なんか
会っらたらダメな気がする。
仕事はちゃんとしていく。
けどどこか抜けている
いつもはこんな間違いしない
なんで？
「A、どうしたん？
いつもはしない間違いしてるで？」
「ごめんなさい。藤井さん
ちょっと疲れてるんですかね」
迷惑かけてばかりだ
その後お昼になった
皆食堂に行く
…給湯室で珈琲作ってこようかな
なんか、食べる気が起きない
お弁当どうなったかな
メールで聞こうにも会社用だし
寒い為ジャケットを着て隣の給湯室に行こうとしたら扉が開いた。
？他に給湯室使う方がいらっしゃったかな
振り向こうとしたらそこには急いできたのか肩で息をしている神山さんが居た。
…え
「な、んで」
「はぁ、…っ、頼れや」
そして手が触れた。
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なす(プロフ) - ハル春さん» こちらこそ忙しい中ありがとうございます！ (2019年11月6日 20時) (
レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)
ハル春(プロフ) - なすさん» コメントありがとうございます！全部ですか！？嬉しいです、ありがとうございます！更新頑張っていきますね (2019年11月5日 23時) (レス) id: d930f7625b (このIDを非表示/違反報告)
なす(プロフ) - ハル春さんの小説全部読んでますどれも大好きです！更新頑張ってください！ (2019年11月5日 13時) (レス) id: 8ea933b9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル春
| 作成日時：2019年10月7日 0時
