☆第６話☆ ページ6
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少女は泣き疲れたのかベッドに突っ伏して寝てしまった。
「………。」
青年はゆっくりと部屋に入る。
少女の近くに行くと、
目元に痛々しい赤い跡。
こんなに泣いて____
「………すまないな」
なぜ謝ったのかなんて青年にもわからなかった。
それでも、口からこぼれてしまったんだ。
「……いい友達を、持ったんだな」
氷花の顔には白い布が被せられている。
けど今はきっと、微笑んでいるのだろう。
青年はそっと病室を後にした。
いや_______しようとした
「……ん、あれ？ 氷花の知り合い……ですか？」
その声に振り返る青年。
少女の目ははっきりと青年を捉えていた。
死神が見えるのは死期が近い者のみ
《冥界からの指令だ。
近くにリストにある者がいる。》
青年の頭に流れ込んできた、最悪の
聞きたくない。
知りたくなかった。残酷な現実。
《今、お前の目の前にいる少女だ。》
目の前になんて、１人しかいない。
《名前は、
___私の親友！星華っていうんだ！
無邪気に語った氷花の言葉を思い出す。
___あの子には……幸せになって欲しいんだぁ
ああ、
どうしてなんだ。
神様って、不公平だ。
青年は、
少し前に心を通わせた少女と、
その少女にとって一番大切な人の、
青年は少女に向き合って、
言葉を紡いだ。
「俺は死神だ。
兵藤 星華。お前は死の運命を持つ。」
……かなりバカ正直に。
「…………は？」
少女は驚く通り越して白い目で青年を見る。
当然だ。
言い忘れていた
これは
死神のグレーゾーンギリギリを生きる死神と
死の運命を持つ少女の
はちゃめちゃな物語だ
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紅葉(プロフ) - 如月 唯奈さん» コメントうれしいです！読んでくださり、ありがとうございました！受験頑張りますね！！ (2018年12月1日 16時) (
レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
如月 唯奈 - 初めまして、小説読ませていただきました！私も死神が出てくる小説を書いているので、いろいろ参考になりました！受験頑張ってください！ (2018年12月1日 15時) (レス) id: 0a57facb33 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 時雨さん» うわぁあありがとうございます！！むっちゃうれしいです！！ありがとうございます！！頑張りますね！！ (2018年10月7日 21時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - この作品が大好きです。これからも応援させて頂きます。（お気に入り登録と評価の方もさせて頂きました。） (2018年10月7日 21時) (レス) id: c02ba4ffe7 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 紅苺さん» コメントありがとうございました！ちょっと作風変わるかもですけど試行錯誤してみます！ (2018年10月6日 17時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉 | 作成日時：2018年8月13日 19時
