【稲荷崎】隣の席の子にギャップ萌えした (ページ7)

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ギャップ７ページ7

Aｓｉｄｅ

いつものように遅く登校する。

いつも夜更かししてゲームをするため、私は早起きが苦手だ。

でも、今日はちょっとだけ早起きをした。

A「りんりん、おっはー！朝練楽しかった？」

角名「おはよ。普通に疲れたわ。てか、マジでそう呼ぶのな」

スマホで実況動画を見ていると、朝練終わりのりんりんがやってきた。

昨日、やっと人生初の友達ができた。

その名もりんりん。

巨人のセンター分けで、この学校で唯一の標準語を話す日本人だ！

だが、私が話した途端、クラスの話し声が止まる。

え、私は話しちゃいけなかったの？

ヤバイ、何かやらかしぴーや？

A「なんで会話止まるの！？

標準語は喋るなってこと？？都会人怖っっ！！」

角名「落ち着け、偏見女。

ただたんにお前が喋るから珍しかっただけだろ」

A「私だって人間だよ？話すよ？人権あるよ？」

え、何それ。

話すのが珍しい？？

私は海や川には大抵いるコイキ○グとなんらかわりないけど？

A「そういえば、りんりんってなんの部活なの？

もしかして、立体機動装置つけた人間にうなじを斬られるほうの人？」

角名「おい、遠回しにディスってんだろ。巨人っていいたいのか」

A「イカにも☆」

角名「イカポーズすな」

指で三角形をつくってドヤ顔したら、頭はたかれた。

でぃーぶい、でぃーぶい。

A「で、なんの部活なの？」

？「バレー部やで」

りんりんに聞いたはずなのに、

いつの間にか現れたツーブロックの巨人にそう言われた。

あ、この人……関西弁だ。

私、英語喋れない。日本人デース。

角名「Aが固まった」

A「Ｉｃａｎ＇ｔｓｐｅａｋＥｎｇｌｉｓｈ！」

角名「英語喋ってんのお前だけだからな」

大阪弁の巨人が大爆笑してるんだが。

くそ、巨人め。

駆逐してやる。