第12話 「ほこら」 ページ13
ほこらについた。
ここからは、一人で行かねばならない
でも、大丈夫。
貴女「ジャーファルさん、ついてきてください。」
ジャ「え？でも私は入れないんじゃ…」
私は首を横にふる
貴女「大丈夫。きっとあれは、私のお兄ちゃん、翔也にいちゃんです。話せばわかってくれますよ。たぶん」
私が言うとジャーファルさんは、クスクス笑う
ジャ「Aさん、変わりましたね」
貴女「そう…ですか？」
私はそう呟くと急に恥ずかしくなりジャーファルさんからしせんを外す。うつむいていると上のあたりから、すこし笑って
ジャ「…本当可愛い。」
そう呟いた。
ジャーファルさんも可愛いです。って言ったら
どうなるのかな…
私はジャーファルさんに視線を向け、
貴女「行きましょうか」
ジャ「ええ」
少しの会話をした。
第12話「ほこら」
紙兄サイド
Aがあんなに成長しているとは思わなかった。いい家族に恵まれて、素敵な人に出会って愛して、愛されて
俺も愛してた
でも、すぐに幸せは逃げるように終わった
俺は神様というものを憎んだ
なんで、俺だけ
そんな憎んでいた神様に、自分がなっちまうなんて思わなかった
翔也「おかしいよな…俺って、そう思うよな？A」
Aの顔を見てそういった
Aの輝いた瞳には、光のない自分の瞳が写っていた
Aサイド
翔也「おかしいよな…俺って、そう思うよな？A」
おかしいのは翔也兄ちゃんじゃない。
そんなこと私も、翔也にいちゃんも知っていた
ただ、恵まれなかった自分を責めているのか…そんな表情だった
ジャ「こんな空気に水を差して悪いですが、世界の方は…」
翔也「世界は…平和、ですよ」
翔也にいちゃんは、どこか遠いところを見ているような目で答えた。やはり世界を滅ぼす気なんて、ないんだろう。
翔也「…A大きく、なったね。」
貴女「…はい」
私は短く返事をした
翔也にいちゃんは少しの間目を閉じて、言った
翔也「迷惑かけたよな」
貴女「はい」
翔也「困らせたよな」
貴女「はい」
翔也「でも、それでも、そこまでしても…お前に会いたかったんだ。A。あの鬼書は、彰にわざと、緑の方に渡せと言ったんだ。だから、最初から、世界を滅亡…なんてこと考えてないよ。それに、本物の鬼書はここに収めてあるし。」
翔也にいちゃんはそう言うとジャーファルさんに手をさし出した
翔也「Aをよろしくお願いします。」
ジャ「…はい」
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たこ焼き - ありがとうございます！ (2016年5月28日 0時) (
レス) id: 8d1e9b7fa9 (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - たこ焼きさん» しばらく迷いましたが、やっと準備が整ってきました！もう少しお待ちください…すみません… (2016年3月4日 0時) (レス) id: d3aab77b66 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - ヤッター！＼(^_^)／ （笑） オメかししなくちゃ！ (2016年2月25日 19時) (レス) id: cad0edd14e (このIDを非表示/違反報告)
きりさ(プロフ) - たこ焼きさん» たこ焼きさん小説登場ですね〜（笑） (2016年1月30日 20時) (レス) id: d3aab77b66 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - ホントすか！！ (2016年1月30日 18時) (レス) id: cad0edd14e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりさ x他1人 | 作成日時：2015年8月15日 20時
