やつがれくんvsJK。【文スト】【芥川龍之介】

悪戯が25回 ページ27

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『めっちゃ完治！！すっご！！！』

「やれやれだねェ。妾でも驚いたよ、報酬の煎餅の為に治療受けに来る輩が居るなんてね」

「前代未聞だぞ…俺でも嫌だからな」

「おやあ国木田。ささくれが出来てるじゃあないか、治してあげるよ？」

「断じて問題ありません」





『…理想眼鏡さん小刻みに震えてるよ』

「震えてなどいない！！！！」




叫んでAを叱りつける国木田。そもそもなぜAはここに居るんだと言うところから叱っていた。


『A、やつがれ先輩と一緒に組合と1試合したんだよね、その時ざっくり刺されて意識飛ばしてたの。それからずっと治らなくて割と痛くてさ、晶子さんに治して欲しくて今日凸ってきたんだ。あ、そういえばうちの可愛いきゅーっちが今度は騒がしくしたみたいだけど大丈夫だった？あとボスがお茶会のお知らせ受け取ってたよ』

「待て情報量の塊だ落ち着け何が何だかわからん」

「国木田落ち着きな。それからA、アンタもマシンガントークしないでくれるかい」

『あいあいさ』


与謝野が何とか仕切って国木田が黙った。その奥で探偵社社長、福沢諭吉と太宰治が会話していた。「お茶会」の手筈を整えているのだろう。


因みに彼女が呼んだ"きゅーっち"とは夢野久作の事である。この2人も華麗なコンボをキメると大暴走して数多の犠牲が出る。更に因むとこれはBy太宰。彼が云うレベルだ、かなりやばい。


「おい太宰説明しろ、マフィアの首領と……密会だと？」

「そうだよ敦くんの着想から豪く大事になったものだ。

幾ら組合が最大の脅威になったとは云え…」

「待て待て待て！！何が何やら…第一何故お前が密会の手筈を整えているんだ！」

「元マフィアだから！

国木田くん以外は皆知ってるよ？ね、Aちゃん！」


『ヒ！？！？左様でございますね！？！？』

「なんでそんな驚いたのさ」



_____だってダザイ幹部怖いんだから！！！

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