12.到着 ページ14
黄「…っち、Aっち!!!!」
貴「……っ!?!?に、兄ちゃん!?」
黄「んもー!何回呼んだと思ってるんスかー!」
ぷくーっと頬を膨らませる兄ちゃん
なんとなく、頼りない感じがする。
貴「っ…ふふ」
黄「?Aっち、なんで笑ってるんスか?」
貴「え?今、笑ってた?」
黄「笑ってたッスよー!なんか楽しい事でもあった?」
貴「んー…別に?ふふっ」
黄「なんかあったんでしょ?おーしーえーてーっ!」
そう言って、僕の肩を揺さぶる兄ちゃん。
兄ちゃんは、時に頼りないんだよな。
本当は
.
.
.
僕を救ってくれて、とても頼れる兄ちゃんなのに、ね。
黄「よーっし!着いたッスよ!」
貴「え、もう?んじゃ、ありがと兄ちゃん。またねー」
キイ…バタン
黄「ん、ばいばーい!…って!置いてかないでー!同じ家ッスよ!?」
ガチャ、バタン
貴「え、何?www兄ちゃんばいばいってwwwww自分の家wwwだwwwwwwよぉwwwwwwゲフッゴフッw」
黄「噎せるほど!?」
貴「なんか、さー、さっきの会話、カレカノみたいだったねぇw」
黄「っ!?」
貴「ん?どした?顔赤いよ。熱出たの?」
黄「や、べ、別に…」
…とか言って冷静保ってる僕。
…僕はなんて事を言ってしまったんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!
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…リア充乙ゲフンゲフン
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作者名:夏奈 | 作成日時:2015年9月26日 15時