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11.過去編【2】 ページ13

気が付くと、僕はなぜか真っ暗な空間に居た。



周りを見渡しても、その闇は色が変わることなくずっと続いている。



まるで、区切りなんてない、宇宙のような感覚。



…僕は、そこに「立っている」訳ではないらしい。



足の神経をフル回転させても、地に足がつくあの感覚は全く感じられなかった。



と言うことは、僕は今浮いているという事になる。



貴「…死んだ、のか…?」



声は一応出るらしい。…でもここには僕以外誰もいない様子だ。声なんて出しても無意味だろう。



死んだとすれば、僕はこれからどこに行くんだ?天国?地獄?…いや、そんな物は信じてはいない。人間の空想だから…。



…あれ、そういえば僕、ここに来てからだいぶ考え方が…なんていうか、大人…というか、冷めてないか?



…まぁ、そんな事今はどうでもいい。今は…



今、は…




貴「今は、何をすればいいんだ?」



今更こんな意味不明なとこで頭をうごかしても、何が変わるんだろう?



死んだのならば、もはや何もしないんじゃないか?


いや、それ以前にここはどこだ?なぜ人がいない?なぜ浮いている?死んだらどうなるんだ?



貴「…はは、やっぱりだめだ。深く考えてしまう…。」



…すると、いきなりさっきまで闇に包まれていた空間がぐにゃりと歪んだ。



貴「…!?」



歪んだところから光が漏れ出すと、僕の体はその隙間に引っ張られていった。



貴「っちょ…!?」



気が付くと僕は、さっきとは打って変わって真っ白に光る場所に移動?していた。

ーーーーーーーーーーーーー
過去編は途切れ途切れに出そっかなー…
ずっと過去編とか本編進まないし疲れるわー←

作者の気分次第ですかねー?あははー

▼本日の駄作者は無気力です三┗(┓卍^o^)卍ドゥルルルル

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作者名:夏奈 | 作成日時:2015年9月26日 15時

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