10.過去編【1】 ページ12
貴「ねぇねぇお母さん!僕ね、今日幼稚園で褒められたんだぁ!」
母「まあ!どんな事で褒められたの?」
貴「えっとねぇ!今日ね、くれよんでお絵かきしたの!そしたらみき先生がね、絵がうまいねって言ってくれたんだぁ!」
母「そうなの!良かったわねぇ!」
父「ははっ、やっぱりAは将来大物になるぞ!俺の自慢の娘だからな!」
母「確かにそうねぇ!あ!じゃあ今日はAが頑張ったご褒美にお夕飯はAの大好きなものにするわ!」
貴「わぁ!本当?やったぁ!何にしようかなー♪」
父「なんでも好きなもの言っていいぞ!今日は久しぶりに奮発するか!」
貴「わぁい!あ!じゃあねぇ…えーと…」
ー…こんな感じでいつもどうり、とても幸せな会話が車内を明るくしていた。その時だった…
キキィーーーーーーーーッッッ!!!!!!
ガシャアァンッッ
一瞬、何が起きたか分からなくなった。
ただ一つ、分かったのは…
.
.
父と母が座っている運転席と助手席が、目の前のめちゃくちゃになったトラックにのめりこんでいたことだったー…
それから数秒後、視界がぼやけてきたと思うと、僕は、気絶したーー…
貴「…お母さん、お父さん……」
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すませんキリ良いんで一旦切りまっす!
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作者名:夏奈 | 作成日時:2015年9月26日 15時