秘密の話 ページ8
｢朝ね、真緒が起こしに来てくれたの。『ほら、A。遅刻するぞー』って、優しくね。かっこいい。｣
北斗｢そうか。｣
｢朝の登校時も、自然に歩道側歩いてくれた。｣
真｢さすが、衣更くんだね！｣
｢教室着いたら『今日もがんばれよ！』って頭ポンポンしてくれた｣
スバル｢へぇ〜、サリー意外と大胆だね〜｣
今日も今日とて、A組でお弁当を食べながらTrickstarのメンバーに語っている私。
恒例行事になりつつあるこの《衣更真緒を語る会》
｢教科書貸りに来た時も、後ろからバックハグみたいにして話しかけてきて｣
北斗｢あれは、確かに凄かったな。後ろから頭をポンポンして『教科書貸してくれないか？』と。｣
｢＿＿＿＿＿＿＿＿
かっこよすぎて死んじゃう。｣
真緒｢誰がだ？｣
｢｢｢ ？！！！！ ｣｣｣
予期せぬ人物の登場に硬直する私たち
真緒｢？？？誰の話だよ？俺だけ仲間はずれか〜？｣
真｢い、衣更くん！！どうしてここに？！｣
真緒｢俺がここに来ちゃまずいか？俺も一応 '' Trickstar '' の一員なはずなんだけどな｣
北斗｢何を言っている。衣更はTrickstarの一員だ｣
スバル｢そうだよ、サリー！一応だなんて言わないで！｣
真緒｢それはよかった。で、誰の話だ？｣
真｢そこ、掘り返すの？！｣
真緒｢あぁ、気になるしな。Aがかっこいいっていう人なんてどんな人だー？｣
北斗｢Aはいs｢あぁあああ！！！！｣....？どうした。明星に遊木。いきなり叫んだら話が聞こえなくなるだろ。｣
え、この人今言う気だった？
｢いさ｣まで言ってたよね？！！？
スバル｢ホッケー馬鹿なの？！｣
真｢氷鷹くん.....。天然なんだね！！それは！？｣
北斗｢うむ。何の話だ。｣
真｢こういうのは本人にはいっちゃダメなの｣(ｺｿｺｿ)
北斗｢そうなのか。難しいな。だが、Aが嫌だと言うなら言わないでおこう。｣
真緒｢おいおい、それが一番気になるヤツなんだけどな？｣
｢秘密だよ〜｣
真緒｢俺だけ仲間はずれなのか？幼馴染だぞ！｣
｢幼馴染でも言えないことはあるの〜｣
言えるわけないよ
＿＿＿＿＿＿＿＿あんたが1番なんて
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作者名：aちゃん | 作成日時：2021年11月8日 1時
