うちの幼馴染がかっこよすぎる/可愛すぎる (ページ30)

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嵐「遅れてごめんなさいねぇ〜、って、、あら？どうしたのかしら？この大量のお菓子は」

しばらく経ってセナハウスの扉が開くと嵐ちゃんだった

レオ「Aの手作りだ！！あはは！美味いぞ〜！」

嵐「あら、手作り？美味しそうね、ひとつ頂こうかしらぁ」

そう言って近くにあったクッキーを手に取った嵐ちゃん

嵐「あら、美味しい！これってもしかして....バレンタインかしら？」

「まぁ...そんなとこ！」

嵐「んふふ、本命さんへの練習ってとこかしら？」

嵐ちゃんにはバレバレみたい

凛月「ナッちゃん....俺もう死ぬかもしれない。」

そこへ意識を取り戻した凛月が嵐ちゃんに声をかける

嵐「あらあら、凛月ちゃんは毎年の事ね。この時期になると大量にお菓子を食べさせられる恒例行事」

凛月「いい加減にして...おれ死んじゃう...Aのお菓子は美味しいけど、流石にここ1週間毎日食べさせられるの.....」

そう。私は真緒にバレンタインをあげるため、毎年1週間前から練習を重ねるのだ。

その度に凛月を家に呼んでは、作ったお菓子を食べさせる

ここ最近ずっと凛月にお菓子を食べさせていた。

嵐「Aちゃん...凛月ちゃん死んじゃいそうだから程々にしてあげてね？」

「うん、分かってるよ？だからこうやってセナハウスに大量に持ってきたわけ！」

嵐「まぁそれはいいんだけれど...

泉ちゃんに見つかったら大変なんじゃないかしら？」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿'' いずみ ''

その名前を聞いた瞬間、目の前で美味しそうにお菓子を頬張っていた彼らの手が止まり、顔がみるみる焦っていく

司「は！！！瀬名先輩が来る前に！早くお菓子を片付けなければ！！」

レオ「やばいやばい！セナが怒るぞ！！！」

そう言って、お菓子をカバンやらなにやらにしまい始めた2人

しかし

泉「誰が来る前に...だって？？」

ニコニコ笑顔を泉先輩がセナハウスのドアにもたれ掛かりながらこちらも見ていた

司/レオ「うわぁあああああああ！許して/許してください！」

セナハウスから悲鳴が響き渡ったのであった。