黄瀬涼太、ストーカーはじめます。【黒バス】 (ページ27)

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ストーキング!!22 ページ27

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「まぁ、前置きはこのくらいにしといてさ」

「最近、黄瀬と仲良さそうですがそこのところの心境お聞かせ願いたい」

ニマニマと怪しい笑みを浮かべながら、私の前の席に座る石井くん。
最早捕食者、という表現が正しいのではないか。

『ちょっと意外です、石井くんってそういう恋バナ好きなんですね』

香川くんだけかと思ってました。
私がそういえば、
陽キャラ(黄瀬)の取り巻きしてるんだぞこっちは、という目線で訴えてきた。
ああ…過敏になったのね。ご愁傷さまです

「いやぁ、明石って性格にちょっと難ありって感じだけど、本当は良い奴じゃない？」

「黄瀬もクソ野郎だけど、2人とも幸せになって欲しいのよ」

名前を散々男子からいじられてきたからか、ちょっと女の子らしい仕草を取るようになった石井くん。
性格も変わったようだ。

…いやちょっと待て、性格に難アリ？
聞き捨てならないが思い当たる節はあり過ぎたので…流してしまおう

『…黄瀬くんは私の従兄の同中なんです。』

『私がここに来た理由も話しました。そんな関係です』

「え！！超発展してるじゃん！なんで？！明石が海常来た理由誰も知らなかったのに」

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『…まぁ空港にも言ってないし』

私がそう言えば、ニンマリと再び怪しい笑みをする石井くん。そして、肩を叩き……

「ま、ガンバレ」

……何を？！