今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:94,622 hit
小|中|大
#31 ページ32
.
「あの…ミケさん、お話があります。」
そう言うと、ミケさんはふっと笑った。
「俺の補佐を降りるか…?」
「どうして…」
何でわかったんだろう。
「このタイミングだ。そういう事だろうと思ったよ。エルヴィンには俺から言っておく。」
「ありがとうございます。ミケさん、今までお世話になりました。」
「永遠の別れみたいな台詞を言うな。これで俺も、リヴァイに説教されることが無くなるな。」
「え…?」
「リヴァイの奴、Aの体調が優れなかったり、顔色が悪かったり、壁外調査で怪我を負ったりする度に、俺を叱りつけたよ。Aを大事にしろ、とな。」
知らなかった、そんな事。
「それに、リヴァイは書類の処理も、今まで全て一人でこなしてきた。何でも補佐を付けるという話はあったのに、Aじゃないと駄目だと断ってきたらしい。」
ねえ、リヴァイ。
アンタは、本気なの…?
本当に、私のことが好きなの…?
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
183人がお気に入り
183人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:絹 | 作成日時:2021年2月28日 18時