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#13 ページ14

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「…お前は、背の高い男が好きか?」

「え?まぁ高い人は男らしいとは思うよね。でも、リヴァイも男らしいと思うし、身長はそんなに関係ないのかも。」






お前には、俺はちゃんと男らしく

映っているのか。




お前は俺を男として見てくれている…?






「気にしてるの?」

「ああ?」

「身長が同じくらいなのも私は好きだよ。だってほら、視線の位置が同じだから、目をちゃんと見られるでしょ?」






Aは俺の目をじっと見つめて、

微笑みながら首を僅かに傾けた。




こいつ…無自覚でこれをやってるのか?

そうだとしたら恐ろしい。




こいつをこれ以上野放しにしておく訳にはいかない。

心配で、仕方がねえ…







「…考えてくれねえのか?俺の補佐になる事は。」

「どうしてリヴァイがそこまで言うのかわからない。私じゃなくても良いじゃない。」

「…お前じゃないと意味がないんだ。」

「…まぁ、考えとくわ。最近のリヴァイは優しいし。」

「本当か…?!」







…俺はガキか。



まだ補佐になると言われた訳じゃないのに

こいつの一言でこんなに舞い上がってやがる。







「ふふっ、何その反応。可愛いところもあるじゃない。」






そしてこいつはまたこうやって、

俺の心を掻っ攫っていく。

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設定タグ:進撃の巨人 , リヴァイ   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2021年2月28日 18時

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