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#34 ページ35
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…不可解だ。
帰路の馬車の中で、
Aの言動の意味を考えていた。
友人に挨拶をしたらすぐ戻ると
言っていたAが中々戻ってこねえから、
心配になって探しに行った。
そしたら知らねえ男とキスしてた訳だ。
Aは抵抗していたし、
無理矢理されたんだと思っていた。
だが、Aは俺と別れて
あの男の元へ戻った。
何故だ…?
先週、俺の元を訪れたA。
その時の言動は、こいつも俺の事が
好きなんじゃねえかと思わせるようなものだった。
それは、俺の自惚れだったのか?
よくわからねえ…
兵舎に着くまで眠ろうと思っていたが、
その事に考えを巡らせていたら
ろくに眠れないまま朝を迎え、兵舎に着いた。
早朝には戻ったため、エルヴィンは、
俺が一晩留守にしていたことには
気付いていないようだった。
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作者名:絹 | 作成日時:2021年2月6日 18時