・リク 媚i薬を飲まないと出られない部屋【トッシー】 ページ6
愛夢様よりリク
媚i薬を飲まないと出られない
【トッシー】��
『あの…副…トッシー、さん』
『大丈夫ですか…？』
ト「……」
苦しそうに肩で息をするトッシーさんに
少し離れ、声をかけるが返答は無い。
心配になり、1歩足を踏み出したが
待て、と制止されてしまった。
ト「っ、そこ…から、こっちに、こないで
ほしい、でござる…」
『けど、』
其処、と指さされた足元を見ると、
境界線の様に置かれた刀に
カタ、と足が当たる。
ト「…僕は、十四郎みたいに
自制心がつくない」
『でもその薬、トッシーさんは
飲むの初めてですよね』
『何回か飲んだ後でも中々
耐性が出来なくてきついのに』
『…せめて誰かに触れてた方が
ましになるって知ってるので』
そう言って刀を跨ぎ、部屋の隅で蹲っている
トッシーさんの手を取り握った。
ト「A氏、手…」
『あ…いえ、触れるって言っても
どうすればいいか分からなくなって』
『けど抱きついたりしても
困らせちゃうかな、と思った結果です』
あと自分からいくのも相手から抱きしめられるのも
シンプルに恥ずかしいし。
言ったはいいもののそれが逆に
恥ずかしくなり、じわ、と顔が熱くなる。
何処に向ければ良いか分からなくなり
視線を迷わせていると、いきなり繋いでいた
手を引っ張られ、体が傾いた。
『わ、っ…びっくりした、なに、』
ぱっと顔を上げ、サングラスが
外れたトッシーさんと目が合った。
あ、やっぱ顔は副長のまんまだ、なんて
呑気なことをぼんやり考える。
次の瞬間、顔の距離が0になった。
理解ができず、とにかく言葉を作ろうと
口を開いた途端ぬる、と熱い物が
押し入ってくる。
だがいつものような食われる、と思う程の
勢いは無いし、息が漏れたりするような
感覚は無い。
『…副…トッシーさんもしかして、
キスするの苦手、とか』
ト「…あ、いや…」
一瞬で顔を赤くするトッシーさんが
意外で、自然と笑みがこぼれた。
ト「な、何故笑うでござる」
『本当に全然違うんだ、って…ふふ』
『普段の副長も格好良いですけど
トッシーさんは何となく可愛くて』
ト「…」
トッシーさんの動きが止まる。
数秒の後、先程と同じ感触が頬に移動した。
『…え、』
ト「その…いまは無理かもしれない…
けど、いつか十四郎と同じ様に、それ以上に
A氏に格好良いと思って貰えるよう」
ト「頑張る…から、待ってて欲しい」
『…今のは普通にかっこよかったですよ』
ト「えっ」
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ひゅーまん - 難しいですもんね、、、自分も書いてるのでよくわかります、、 (4月9日 18時) (
レス) id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - わかりました！ご返事ありがとうございます！ (4月9日 18時) (レス) @page20 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - ひゅーまんさん» コメントありがとうございます、条件は書いてある通りでしたが、何とか激甘に持ってくのに必死で結構ぐちゃぐちゃになってしまった形です💦 (4月7日 7時) (レス) id: ce470ce554 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - それと、本当の条件ってなんだったんですか？ (4月1日 19時) (レス) @page28 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - 出れたんだw.w (3月25日 14時) (レス) @page31 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雨 | 作成日時：2024年1月5日 22時
