顔が真っ赤にならないと出られない部屋【沖田総悟】�� ページ2
顔が真っ赤にならないと出られない
【沖田総悟】��
『総悟』
沖「へい」
『好、き…』
沖「知ってやす、何なら俺は愛してます」
『──っ…！』
かあっ、と頬が一瞬で熱を帯びる。
囁かれた耳元を抑え、うるさく鳴る
心臓の音を総悟に聞かれたくなくて、
すこし後ろに下がって距離をとった。
『…駄目だ、これ。
滅茶苦茶心と体に優しくない。』
沖「まだ数分しか
経ってないですぜ」
そもそも、普段私をいじめてくる
メンタル激強サディスティックが
ちょっとやそっとのことで照れる筈が無い。
逆にこの状況を利用され、
私の反応を見て楽しんでいる。
手の平で転がされている気分だ。
『総悟って何したら照れてくれるの…』
沖「本人に聞く時点でダメです。
Aさんがこっちに来れない明確な
理由のひとつはそれでさァ。」
『別にそっちには行きたくないです。
普通で良いです。』
沖「俺もAさんいじめたいんで
こっち来ないでください」
『最低』
これ本当に出れない可能性ある。
必殺技という訳では無いが、名前で呼ぶと
大体には効果的、という物も普段から名前呼びしている総悟には全く意味を成さないだろう。
かと言って好きだとか愛してるだとか
そういう安易な言葉を投げつけても
こっちが火傷するだけだし。
暫くの間、頭を抱えて唸っていたが、
覚悟を決め立ち上がった。
沖「……何してんですかィ」
総悟の服を掴み、つま先立ちで背を伸ばす。
それでもやっぱりまだ遠くて、足に力が入り
体が小刻みに震える。
『っ…これも駄目か…』
『総悟がもう少し小さければ』
沖「…もしかしてですけど
ちゅーしようとして、」
『だって…それくらいしか
思いつかなかったし…』
ガチャ。
『…え？』
聞く筈無いと思っていたあの音。
何で今、と顔を上げた。
沖「……俺ァあんたの
そういう所嫌いでさァ」
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ひゅーまん - 難しいですもんね、、、自分も書いてるのでよくわかります、、 (4月9日 18時) (
レス) id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - わかりました！ご返事ありがとうございます！ (4月9日 18時) (レス) @page20 id: 4488d94be9 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - ひゅーまんさん» コメントありがとうございます、条件は書いてある通りでしたが、何とか激甘に持ってくのに必死で結構ぐちゃぐちゃになってしまった形です💦 (4月7日 7時) (レス) id: ce470ce554 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - それと、本当の条件ってなんだったんですか？ (4月1日 19時) (レス) @page28 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
ひゅーまん - 出れたんだw.w (3月25日 14時) (レス) @page31 id: 5c08d5ef79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小雨 | 作成日時：2024年1月5日 22時
