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「はい、紅茶。樹は水でいいよな?」

「え、まあいいけどさ、」

何でだろう、俺にあたりが強い気がする。

安定にAちゃんの隣を確保して、カウンターに座る。

また来た、みたいな顔されたけどこれが通常運転だしなんならこの顔も愛おしい。

もう視界に俺が映るだけで嬉しい、なんて気持ちの悪い思考回路に陥ってる俺は相当重症。

「Aさ、なんかあったの?」

カウンターの向こうにいるこーちが首を傾げてAちゃんに問い掛ける。

なに俺より先に話しかけてんだよ。

軽く睨んだけどこーちに効くはずもなく、華麗にスルー。

「え?」

「なんか様子変だし。」

「俺話聞こうか?」

ぎゅっと手を握り問いかけてみるも、その手を振り払われる。


「もしかして、好きな人でもできた?」

「いやいや、そんな訳…」

「や…やめてよ!そっ、そんなわけないから!」

小さな手でマグカップを握りしめていたAちゃんは一瞬フリーズすると、きょもの発言に全力で首を振って否定した。

いや、分かりやす過ぎない?

というか待って、好きな人?嘘じゃん、え?

「Aは分かりやす過ぎだし、お前ら2人はショック受けすぎ。」

「2人とも顔やば。」

こーちは呆れた顔で、きょもは笑いながら俺と北斗を見ていた。

田中樹、17歳。

明日から生きていける気がしません。

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設定タグ:SixTONES , ジェシー , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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さやか - 更新楽しみにしてます!!今一番大好きな小説です!次の展開が楽しみです!!! (2020年3月11日 3時) (レス) id: c6815205a2 (このIDを非表示/違反報告)
しちみ - 毎日投稿されるのを楽しみにしてます!! (2020年3月7日 1時) (レス) id: 50d56e7659 (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます! (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - まるさん» ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)
ミスト(プロフ) - sachiko88さん» ありがとうございます! (2020年3月2日 19時) (レス) id: 7c4afbf00c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミスト x他1人 | 作成日時:2020年2月2日 21時

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