職業居候です【まふまふ】

8日目 ページ8

病院に着き、先生から重度の風邪との診断をしてもらい大事をとって一日だけ入院することになったまふまふさんの病室へ行った。




「あ、こん…ばんわ…。すみません、お家勝手に入っちゃって」




ま「いいですよ。君がいなかったら今頃死んでました笑なにか、忘れ物でもしましたか？」




「あ、いえ、その、」




い、言えねぇ。




あなたの家に住み着きたいんです

なんて、この空気感で死んでも言えねぇ！




ま「ん？」




「朝ごはん…！朝ごはんの洗い物してなかったから汚したままじゃ悪いかなと……」




くっ、我ながら随分ときつい言い訳……




ま「そんなのいいのに笑」




「そうですよね…はは…」




ま「君、今大学生ですか？」




「え、はい」




ま「もしよかったら、僕の家に住んでくれませんか？」




「へ！？」




ま「ほんと、住んでて猫に餌あげるとか、洗濯物するとかそれだけでいいんです。なんせ僕、体調管理もできないほどだから家の家事とか全然できなくて……」




「よ、よろこんで！でも、私でいいんですか？こんっな変人でいいんですか？ま、可愛いからプラマイゼロか。そうか。そうだな。え、じゃあ今日から住んでいいんですか？」




ま「ふふっ、騒がしいね君は。うん。もしよかったら今日もそのまま僕の家帰って猫に餌をあげてくれないかな？」




「もちろんです！よろこんで！」




ま「はい、じゃあ鍵」




「ありがとうございまーす！じゃ、お大事に〜」




なんと！内心絶対無理って思ってたけど住めることになっちゃったよ！なんで私は運がいいんだ！さすが私！




はぁ〜ちゃっちゃとお母さんにまふまふさん家あ、間違えた。私の新居の住所送らなきゃ〜はぁ〜いそがし〜

9日目→←7日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す