その２４ ページ13
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――ちゃん。
……きさん、菫ちゃん……
「……銀時さん。菫ちゃん……
……寝てしまいましたか。」
――遥か昔の様にも感じる記憶の中で、男は二人の名を呼ぶ。
ここはまだ戦っている最中にできた拠点だろうか。仲間達が傷を治したり刀を研いだりする中、銀時はまだ幼い菫を抱えながら寝てしまっていた。
「お別れ前に挨拶がしたかったけど、こんな別れ方も僕らしいのかも。
皆さんの影になって働けた事……些細な手伝いしか、できなかったけど…皆さんと共に戦えた事は、忘れません。
でも皆さんはきっと僕の事忘れちゃいますよね。
でも、それでいいんです。」
少し切ない表情を浮かべる男。だが、その顔は同時に何かの喜びも感じた。
『それは、僕の影としての誇りなのだから』
そう優しく告げると、男は二人に背を向けようとする。
銀時「……影はどんなにちっぽけでも光がねーと、地面には映らねーよ。
…一人くらい、覚えてたってバチはあたんねーだろ？
だから、黒子野……また何か俺達にあった時には、助けてくれよな。」
そう銀時が返すと、男…
…いや、黒子野は、困りながらも笑みを零した。
ーーー
ｶﾁｬｯ
また子「なっ、お前……なんで立って、」
「……世話になった相手を忘れるなんて、武士のする事じゃあない。
ましてや戦を共にした仲間を、側に居てくれた兄の様な存在である男を。」
いつの間にかガスマスクをつけ、銃口をまた子達に突きつけた菫は何事も無かったかのように立ち上がる。
そしてモニター越しからも、偽物の幽霊達を倒した銀時が起き上がっていたのだ。
銀時『悪ィな、黒子野。今ので全部思い出した。
影としての生き方を誇りにしていたお前が化けて出るなんざ、そんな真似する訳ねーよな。』
また子「く、クソっ、来るな!!この銃とお前の仲間が見えないのか!!?それに、こっちにはお前の倍以上の人数が……!!」
そう震えながらもまた子がそう脅すが、菫は全く動じず。
ﾄﾞｻｯﾄﾞｻｯ!!
また子「……!!」
それどころか、突如次々とまた子の周りの男達が倒れていくのを見ながら笑っていたのだ。
「兄さん、貴方は影だから覚えてなくてもいいなんて言ってたけど……
そんな仕事の早い倒し方を見たら忘れる訳ないんだよな。」
黒子野「残念、缶蹴られてしまいましたね。
さぁ、貴方も逃げなさい……
僕が本物の鬼になる前に。」
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モモ - 神威と菫ちゃんがジョジョ語ってる絵がみたいです！ (9月7日 19時) (
レス) @page38 id: 967119e6f3 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - Hrmgdnねむねむ.jpさん» コメントありがとうございます!!マジですか、嬉しいですｗ元ネタも是非ご覧になって笑っていただければ!ｗ (2020年4月12日 15時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
Hrmgdnねむねむ.jp - 小林製薬の糸ようじで腹が吹っ飛びましたwww何回繰り返し見ても飽きなくてずっと笑ってましたwww (2020年4月12日 14時) (レス) id: cbee9e6502 (このIDを非表示/違反報告)
勇者の人(プロフ) - レオさん» 「じゃあ、そっちの下駄箱はなんですか?」「あ、その人がナンシーです。」www大好きなんですよ、あのネタ（笑）閲覧ありがとうございます! (2020年1月9日 12時) (レス) id: 0ba614db75 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - スマイルでの忘年会の時のネタって陣内智則さんのw (2020年1月9日 12時) (レス) id: e508742d14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者の人 | 作成日時：2019年11月30日 18時
