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第32話【蛇柱・伊黒小芭内】 ページ46
〜〜蛇屋敷(道場)〜〜紅葉side
師範達は剣の稽古や素振りの練習や呼吸法の仕方を学んだ。
全集中の呼吸は習得するのが遅かった。
どうしても難しくて気づいたら普通の呼吸に戻ってしまうのだ。
だから諦めず模索した。その方法を・・・・・・
そんな私と玄弥を師範達は温かく見守ってくれたのだ。
そして師範達は私と玄弥を信頼して継子として呼吸を教えてくれた。
師範達の期待に応えようと必死に食らいついた。
全身が悲鳴を上げようが無視し続けた。
型をひとつひとつゆっくりと覚えていく要領の悪い私と玄弥を師範達は厳しく叱った。
でも、決して急かさなかった。
伊黒「そんなんで鬼を斬れると思ってるのか？強くなりたければもっと集中しろ。」
ひとつ技を習得した時には滅多に見せない笑顔で喜んでくれた。
それだけで充分心が満たされるくらい嬉しかった。
生きる意味を見つけた・・・・・・
最終選別で生き残って師範達に立派な鬼殺隊の隊士になった姿を見せたい！
そして褒めてもらいたい！！
つづく
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作者名：サンダーブリュッセル紅葉＆黒魔霊歌 | 作者ホームページ：真希「あぁ？紅葉のホームページぃ？んなもん有る訳無いだろ」棘「すじこ」...
作成日時：2023年1月19日 21時
