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「……おい、どこに行くんだよ」



 火貂組の事務所から一本裏通りへ入った道。
 塀の上を左馬刻よりも数歩先に、ちょこちょこと歩く一匹の猫が主人の声に反応して後ろを振り返った。


『……みゃう?』

「あっ!てめぇ、そのお守りどこで?!!?」

『♪〜♪〜♪』


 自身の首に彼がいつも身に着けているお守りをぶら下げた猫は、返してほしけりゃついてきな〜という風に、にゃんと鳴いて、歩みを速めた。



「……ああ”?理鶯の所に行くだあ?」

『にゃ〜おん♪ ♪〜♪』

「げっ……。理鶯の所なら一人で行けるよな。……俺様は帰る」

『みゃぁっ』

「うおっ!?!? 急に飛びつくなって。……わーったよ、行けばいいんだろ行けば」



 帰っちゃダメー!と言わんばかりに勢いよく飛びついてきた猫を、左馬刻は驚きながらもなんなく受け止め、観念したかのようにその猫の後ろ耳をゆっくりと撫でた。





<この物語は、子猫とハマのヤクザのほのぼのした癒し系ストーリーである>





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※更新激遅
※ゲーム路線で見習いDJ居ます
※二次創作です。公式とは関係ありません
お待たせ執筆状態:更新停止中











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作者名:シャラルー☆ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年4月3日 19時

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