78話 ページ31
rd「ちょーっと、気ぃ抜きすぎじゃないかな？」
『はい.....』
洗濯バサミで鼻を挟んだラッダァ先生が血の出元に絆創膏を貼る
優しさなのかその手には手袋をつけてくれていた
しかし、血の匂いを嗅がないように洗濯バサミをするのは正直.....
『ふっ、...』
笑える
rd「お？なんだオメー。俺は本気で怒ってるのに笑うんだな？？しかもこの洗濯バサミはお前を食わないために付けてるのに.....
なんなら、ここで外して食ってもいいけど？」
『ごめんなさい反省しますのでそれだけはやめてくださいお願いします』
洗濯バサミに手をかけるので、その手を必死に止める。
rd「お前無意識だと触れるのになー」
『あ、』
rd「やっぱり、意識してるからだと思うぞ。触りたくないって。その気持ちを忘れさえすれば、今みたいにフツーに触れる」
『.....』
確かに、今...嫌だとは思わなかった
でも、それを意識しないのはきっと...一緒にいて安心するラッダァ先生だったから...
『まだ、無理そうです』
rd「だろうなぁ...ま、頑張ろうな」
ニカッと笑って私の頭を撫でる先生
手袋越しでもその温もりは感じられる
ラッダァ先生は頭から手を離し、保健室から出ようと背中を向ける
待ってください、今の言葉には続きがあるんです。
『.....ラッダァ先生以外には』
rd「え？なんか言った？」
...都合のいい耳だなぁ
『んふ、なんでもないです！』
でも、そういう所がラッダァ先生らしい
rd「えー、なにそれ〜」
『そういえばラッダァ先生。どうして私の場所が分かったんですか？あとなんであのタイミングで...』
rd「あ、話しそらした。まぁ、いいけどさ。んとねぇ、A俺召喚するの失敗したでしょ？その時嫌な予感がしてさ、そういえば召喚に血使うなって。それと俺、使い魔として一応守護するように契約されてるし、場所とか分かるんだよね。」
『そうですか...。えっと、ありがとうございます』
ラッダァ先生が来てなかったら私は今頃...
rd「俺が助ける分には全然良いけどさ、血とかはホントに気をつけてね。俺も即座に洗濯バサミ挟める訳じゃないから。」
『はーい...』
私良かったな、この人召喚して。
改めて先生の優しさに頷く
rd「ところで、なんで俺を召喚しようとしたの？？」
『あ、嫌。それはロビン先生がやろ！って』
rd「やっぱあの先生締め殺そうかな」
『やめてください！！あの人に悪意はゼロです！！』
拳を突き出す先生をひたすら宥めるのであった
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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