79話 ページ32
『はぁ、なんで今日に限って……』
rd「うーん、これに関しては仕方ないわ。大人しく寝とけ」
『…はーい』
本日、悪魔学校では"師団披露"というイベントが開催されるのだ
人間の世界で言う文化祭。
そんな日なのに……
rd「フラフラしてるの気づいて良かった〜！倒れたりしてたら俺心臓止まってた。」
『ｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ…』
まぁ、アスレ師団の披露の準備を手伝ってたんだけどね…朝から体の様子可笑しいなぁとは思ってたんだよ…
で、それにラッダァ先生が気付いて保健室で熱を計れば案の定高熱…
体調管理は徹底してる筈なんだけどなぁ…
rd「後で夜鬼鼠破(ヤキソバ)とか持ってくるから。俺、披露の準備してくるね」
『ふぁ〜い行ってらっしゃ〜い…』
不貞腐れる私に申し訳なさそうに笑ったラッダァ先生は、パタンと音を立てて保健室から出ていった
………まだ前夜祭だし、熱下がれば最低後夜祭には行けるかな…
そう自分を慰め、布団に潜る
…
..
.
『ダァ！！ダメだ眠れない！！』
一度寝かせた体を勢いよく起き上がらせる
どうしても落ち着かない
『私だって色んな師団の披露見回りたかったし…美味しいもの食べたかったし…めっちゃ楽しみにしてたのに…』ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
「あんさん災難やなぁ、今日という今日の日に。」
『ホントだよ…。神様も意地悪だ、なぁ……え？』
誰もいない筈の保健室に、とても良い声が響き渡った
「ホンマに」
『ワァアアアｯﾂ！？』
右を見れば、さっきまで誰もいなかった筈の隣のベッドに顔に紙を貼り付けた少年が座っていた
「そんな人をお化けみたいに……あー、ごめんな。驚かせるつもりは無かったんや。大丈夫か？」
『いい、いつ、いつの、いつの間に！！？』
「いつって聞かれてもな…。んー、あんさんがボソボソ呟いてて入ってきた俺に気づかんかったんやろ？」
『え……』
……あれ、私そんな無心に愚痴溢してた？
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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