61話 ページ14
『だ、だから…。ラッダァ先生は悪くないんです。今回の件は、本当に…』
目線を下に向けて、右手を強く握りしめた
rd「……じゃあ、Aは俺にどうしてほしい？」
『………先生やめてほしいって言ってあげましょうか？？』
視線を上に向ければ、いつも通りのからかうような表情で笑うラッダァ先生
この人ついさっきまで、辛かったよな。とか言ってた癖に…私の落ち込んだ態度見て笑っている。
rd「やだ」
『言いませんよ…。はぁ、ラッダァ先生に話すんじゃなかった』
ため息をついて肩をすくめる。けど、いつも通りで安心する
rd「俺だってめちゃくちゃ慰めたいよ。けどさ、
とりあえずその落ち込んだ顔やめてほしいなって。」
『！』
……ほんとこの人
『………そうですか。』
rd「お？照れた？照れたー？嬉しい？？」
そしてすぐ調子に乗るのもいつも通り
『嬉しかったですよ、ばーか』
けど、このままラッダァ先生のペースに飲まれていくのは悔しいので、ニヤリと笑ってそう言ってやった
そうすれば、ラッダァ先生は一瞬固まって
rd「……なんで素直なんだよ。ズルい」
ニット帽を自分の顔まで下ろし、照れてるであろう顔を隠した
『ふふん、私だってやる時はやるんです。』
rd「そ……。」
ついには後ろを向いて不貞腐れ始めた
えぇ…大の大人が…
『ラッダァせんせー？？あのー？もしもーし。………すみませんでしたって。だからこっちを』
後ろを向いた先生の正面まで行き、顔を覗き混んだ
その時
ガバッ
『うわっ！？』
ラッダァ先生は私の体に覆い被さるように抱き付いた
rd「大人をからかうのはそれくらいにしとけー。それと、俺案外安心してるんだよね、Aがいつも通りで……。だから、今だけ抱きつくの許して」
『…』
rd「無言は肯定な。
あのさ…Aの事知ったからこそなんだけどさ…。俺、お前の事守るよ。俺みたいな奴が出てきても、絶対に触らせない
だからこれからもよろしくね」
いつもより低い声が私の鼓膜に響いた。
『…』
rd「…？」
けどそれは
rd「A？」
『…』
気絶した私の脳には響かなかった
rd「Aッ！？
え、もしかしてこれ潔癖症のせい…？トラウマ思い出させたせいで重症化した？？」
ラッダァの潔癖症修復計画は、ふりだし…いや、マイナスから再び歩みだすことになった
rd「ンもぉおお！！！！せっかく直ってきてたのにぃいいいいい！！！！」
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Cha_○ - はじめまして🙇♀️遅くなると思いますがTwitterの方、フォロー失礼します🙇♀️小説素敵です✨私は話を考えるのが苦手なので本当に尊敬です！これからもお体には気をつけてください💦 (2021年12月8日 16時) (
レス) @page50 id: 160a7ef55b (このIDを非表示/違反報告)
rimu - ラッダア先生、尊い！！ 復活、おめでとうございます！！ (2021年6月7日 20時) (レス) id: 9b3bfa43e1 (このIDを非表示/違反報告)
夕夜(プロフ) - 今見始めました！初見です（*｀・ω・*）ゞ らだ先生とﾛﾛﾛさんがバチバチしていた所が凄い好きです！それだけでご飯2杯はいける……とにかく投稿頑張ってください!! (2021年5月30日 13時) (レス) id: 9b74cad533 (このIDを非表示/違反報告)
Ayame(プロフ) - 月崎まおさん» ありがとうございます！ (2021年5月23日 8時) (レス) id: b3758e01fb (このIDを非表示/違反報告)
月崎まお(プロフ) - Ayameさん» 同じですよ〜。返信遅れてしまい申し訳ございません。 (2021年5月23日 4時) (レス) id: abc6ac005d (このIDを非表示/違反報告)
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