【魔d!】召喚した悪魔が魔ジでしつこい【rd】 (ページ31)

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29話ページ31

sho「バビルスの主役は俺やぞ。モブは大人しくジュースでも飲んで座ってろ！！」

そう言い、ニタリと笑みを浮かべるシャオロン君

すごい……

怖いのになんで立ち向かえるの……？

シャオロン君の煽りに悪い人達はブチィイとキレる

「やんのかコラァ！？」

そしてシャオロン君に殴りかかり

『シャオロン君…！！』

ギュルルﾙﾙ

お腹を鳴らした

「うッ！？」

「なっ…なんか急に腹が…」

「やべぇ俺トイレ…」

「漏れるゥ～！！」

『え…？』

悪い人達は全員揃って室内へと戻っていった

sho「………え？え？」

シャオロン君と共にあっけらかんとする

cn「あ～あ。ダメじゃないですかねぇ」

『ち、チーノさん…？』

後ろにいるチーノさんの方を向く

cn「赤の他人からもらったものを何の疑いももたず飲み食いしちゃあ」

右手にはソーダ

左手には下剤入り面妖つゆ

と書かれたペットボトルを持っていた

ひぇ……

sho「チーノ…お前…詐欺師みたいな奴やな…」

cn「え？

ようやく気付きました？」

チーノさんはうっすらと口角を上げ、目を細めた

『………シャオロン君。やっぱり我々師団って危ないね…』

sho「せやな…」

ut「ただいま～」

二人で苦笑いしているとウツ君が戻ってきた

『おかえりウツくん』

ut「あ～ノド渇いた

これもらうでチーノ」

そう言い、ウツ君が手にしたのは下剤が入ったソーダ

『まっ！？』

sho「あっアカン大先生それは…！！」

…

..

.

ut「あだだだだだだだだ！？チーノォ！？このジュース腐っとるぞ！？」

cn「ええ～！？本当ですか！？ごめんなさい気づかなくて～～！！」

『………チーノさんは常に信用しないでおこう』

sho「………同感」

改めて我々師団に恐怖を感じた日だった