20話 ページ22
飛行試練が分からないうえブエル先生は私をいじめたいのか…
ブエ「近くにいる者とペアをつくりなさい」
そう言った
最初は誰か組んでくれるだろうと思っていた
しかし!!
………奇数のこのクラス。何故か私が残った
シャオロン君もゾム君と組むことになり、嫌そう
ブエ「よし全員決まったようだな。それでは早速試験会場まで移動する」
『あの、先生私は…?』
ブエ「このクラスは奇数で困っていたが、残ったのがお前で丁度良かった。
お得意の使い魔と組め」
『…………は?』
…
..
.
rd「いつぶりだっけなぁ〜飛行試練!いやぁ、楽しみ☆」
『…』
私は今から死ぬんだ。きっとそうだ
血まみれ教師×風ビュービューの崖
……いっそ殺してくれ
ブエ「…試練と内容は至ってシンプルだ。ここからゴール地点である谷底の旗までのタイムを競う」
他にも立ち入り禁止場所の説明をしていたが、私からしたらどうでもいい
だって飛べないし…
『先生、私の家系飛べないんですけどどうすればいいですか?』
ブエ「ふむ………ペアに抱えて貰え。
さぁ説明は以上。これより試練を開始する!全員翼を広げたまえ」
ブエル先生私のこと嫌いなんですね分かりました
rd「んー…ま、俺に任せろ」
『それ以前に触られたくないんですよ!』
そんな言葉知らんぷり。ラッダァ先生は翼を広げる
ブエ「準備はいいかね。用意…」
………発狂する用意はよし
ブエ「スタート!!」
rd「はーい、行くよ〜」
『あ"ぁああ"あ"ああ!!!』
私を脇の下に抱え、崖から飛び降りるラッダァ先生
落ちる恐怖、触られてる恐怖
頭が忙しい
rd「うるさいよー。」
ラッダァ先生はバサッと風を翼で受ける
『ら、ラッダァせんせっ…私泣きそう』
rd「え?俺生徒泣かしたらヤバイんですけど」
『だって、だって………移る。移っちゃいますから……!!』
冗談じゃ済まなくなってきた
今まで触れてきた人の中でも最も近く、密着している
そんな状況に私は怯えるしかなかった
rd「……うつる?」
『っ、なんでもないです…早くゴールしましょう』
rd「………なんで隠すの?」
危ない。ボロを出すところだった
………誰にも言えないよ。こんなこと
潔癖症だってこともあまり言いたくない
『潔癖症拗らせただけです。』
rd「…ふーん」
ラッダァ先生はそんな私を怪しげに見つめていた
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近所のk - はつねさん» それな。..公式..歩く暴力犯罪....うっ頭がっ(3年前のコメに失礼) (1月18日 11時) (レス) @page15 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
ウイ(プロフ) - パラミ先生になってますよ! (2022年2月18日 17時) (レス) @page46 id: 00820fe97a (このIDを非表示/違反報告)
うり太郎(プロフ) - パラミ先生じゃなくてバラム先生ですよー (2021年9月23日 21時) (レス) @page46 id: ccbe99882f (このIDを非表示/違反報告)
Siitake(プロフ) - 校長じゃなくて理事長…かな? (2021年9月1日 0時) (レス) id: 01565e1f6d (このIDを非表示/違反報告)
アリス(プロフ) - はつねさん» んんん…それなです。 (2021年4月14日 5時) (レス) id: 5459160ee1 (このIDを非表示/違反報告)
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